No.01018 Re: 一要因で分類される対応ある多群の検定について 【青木繁伸】 2006/08/30(Wed) 22:45
> 1,具体的にどの検査が有意に高いかを知るためには,ポストホックテストとして,non-parametricならば,Dunnet法,Steel- Dwass法やScheffe法,parametericならば,Tukey-Kramer法やBonferoni/Dunn法を行うと言うことでよろし いでしょうか?
どうなんでしょうね。Dunnett は対照群との比較ですから間違っているでしょう。
そのほかの候補についても,例の本を良く読んでみてください(今手元にないので)。
> 2,これらのポストホックテストは,多群の検定ではありますが,対応はなくなっているのでしょうか?
対応がなくなっているとはどういうことを意味しているのでしょうか。
対応のあるデータについての検定かどうかも,例の本に書いてあると思います。
> 3,一要因で分類される対応ある多群の検定は,たとえば,Rでのフリードマン検定(plus 多重比較)では,対応がなされていると考えてよろしいのでしょうか?
3a,「plus 多重比較」は,Scheffe法と理解しているのですがよろしいでしょうか?
他のスレッドにも出てきているんですが,「plus 多重比較」という表記は,一般には通じませんよ。
対応がなされているとは,対応のあるデータについての検定になっているかということですか。そう言うことなら,当然対応のあるデータについての検定です。
> 4,Rで,スティール・ドゥワスの方法による多重比較もありますが,フリードマン検定のあとに,この方法を行ってもよろしいでしょうか?(たぶん対応はなくなっているような気がするんですが,,,)
対応はなくなっているとはどういう意味ですか。。。って,しつこいですか?
例の本を良く読んでください。
No.01021 Re: 一要因で分類される対応ある多群の検定について 【カトウ】 2006/08/31(Thu) 10:29
例の本とは,,
【白旗慎吾編「パソコン統計解析ハンドブック IV ノンパラメトリック編」,共立出版株式会社,P.238〜240】でしたか?
No.01023 Re: 一要因で分類される対応ある多群の検定について 【青木繁伸】 2006/08/31(Thu) 11:09
同じ投稿者でしたか・・・・
例の本とは,
統計的多重比較法の基礎,永田/吉田,1997,サイエンティスト社
です。
No.01026 Re: 一要因で分類される対応ある多群の検定について 【後医は名医】 2006/08/31(Thu) 20:01
>ある10個の検体に対して,それぞれA〜Fの6種類の検査を行ったとします。(中略)A〜Fの検査でどの検査が有意に値が高かったか知りたい場合に……。
例 えば10人の患者に対して,A(赤血球数)B(白血球数)……F(血小板)の6種類の検査を行ったと考えると赤血球数と白血球数の有意差?となり,意味が 通じません。恐らく,A〜Fは同じ測定で機種が違うということでしょうか。(例えば10人の患者にA社の血圧計,B社の血圧計……F社の血圧計でそれぞれ 測定し,会社間に差があるかどうか)あるいは6種類の検査というよりも時期をずらした6回の測定(例えば,10人の患者に内服前,1時間後,2時間後…… 6時間後のホルモン測定)ということでしょうか。
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