県A 影響系(n=10)-対照系(n=10)6県のうち,どの県でダムの影響が有意なのかを知るために,県ごとにt検定を行ったところ,県Aと県Bでそれぞれ平均水温の有意差が検出されました.しかし,この結果を論文投稿したところ,査読者に多重比較の必要性を指摘されました.なお,この時はじめて多重比較という語を知りました.ボンフェローニですと,有意水準がP<0.05/6=0.008(6は比較した数)となって有意差がいずれの県でも検出されません.複数の対照系と一つの対照系の比較はダネットの方法が適当だと思うのですが,本事例はそれに該当しないように思います.適当な多重比較の方法があるのならば教えてください.よろしくお願いします.
県B 影響系(n=10)-対照系(n=10)
県C 影響系(n=10)-対照系(n=10)
県D 影響系(n=10)-対照系(n=10)
県E 影響系(n=10)-対照系(n=10)
県F 影響系(n=10)-対照系(n=10)
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