No.00007 ラテン方格と交互作用の問題について  【はたはた】 2006/05/11(Thu) 21:04
         A1 A2 A3
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    B1 | C1 C2 C3
    B2 | C3 C1 C2
    B3 | C2 C3 C1
A=順番,B=被験者,C=処遇(treatment)
このようなラテン方格があった場合,要因A,B,Cは互いに交互作用がないことが前提になる(McNemar, 1951)のですが,事前に交互作用の検証が難しい場合,事後的に分散分析を行うことで検証できるのでしょうか?たとえば,順番である要因Aを3つの水準 をもつ独立変数に見立て,その結果,有意な差がない場合は要因BとCの影響を無視できるように思えます。同様の方法で要因Bも検証した後,ラテン方格の使 用は適切であった,言い換えれば,この実験計画は妥当である,と証明したことになるでしょうか?

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