No.00005 Re: ANOVAとサンプルサイズ 【はたはた】 06/05/11(Thu) 21:02
僕も詳しいわけではないけど,効果量(effect size)ってやつのことですかも?
何でもサンプルサイズとは独立して,どの程度違うのか,という物差しになるらしい。
http://web.uccs.edu/lbecker/Psy590/escalc3.htm
ちごとったら,ごめんなさい。
No.00006 Re: ANOVAとサンプルサイズ 【カメ】 06/05/11(Thu) 21:03
はたはたさん。お返事ありがとうございます。
私はど素人でよく理解できませんでした。
> 僕も詳しいわけではないけど,効果量(effect size)ってやつのことですかも?
具体的には,どのようにすればよいのでしょうか?
通常効果サイズは「群間の差や比で表すもの」ぐらいしかわかりません。ANOVAでは具体的にどのようにすればよいのでしょうか?各測定ポイントごとで相 対リスク比と信頼区間をだして,結果にそえておけば,「分かる人には分かる」ぐらいに思っておけばよいですか?それとも別にANOVA用に何かあるので しょうか?
> 何でもサンプルサイズとは独立して,どの程度違うのか,という物差しになるらしい。
独立しているというのがよく分かりません。
効果サイズが大きいものを比較すれば,必要となるサンプルサイズは小さくなるのではないでしょうか?
理解力が足りず申し訳ありません。
もう少し詳しく教えていただけませんか?
No.00016 Re: ANOVAとサンプルサイズ 【はたはた】 06/05/11(Thu) 23:02
カメさん,僕もど素人の付け焼刃です。
>独立しているというのがよく分かりません。
すみません,説明が不十分で。
あくまで僕の理解なので,間違っていたら,訂正をお願いします。
個 々の研究のサンプルサイズに関係なく,同じものさしの上で処理・処遇(treatment)の効果の大きさの目安になるという意味です。標準化みたいなも のだと理解しています。SPSSでは partial eta squared と呼ばれるものにクリックしてチェックを入れると数値がでるはずです。これを確か二乗するとその要因の説明力の目安が得られるはずです(45%説明でき る,とか)。
前回,紹介したサイトでコンピュータが計算してくれますよ(最初の右側の空欄に数値を入れる)。
http://web.uccs.edu/lbecker/Psy590/escalc3.htm
でもSPSSの partial eta squared とは違う数値がでます。
分 散分析とかはサンプルサイズが大きくなると有意になる確率が増すはずなので(分散が小さくなるから?),サンプルの小さい研究は不利になりがちってことに なれば,何を基準に意味のある差が存在して,その効果はどれくらいかは推し量れないので,効果量を計算するのだと理解しています。この効果量があれば,サ ンプル数の異なる諸研究も比較することが可能になるはずです。
カメさんの実験では,サンプルサイズは少ないので,パワーも低いはずです。SPSSでは勝手に計算してくれた??数値は0-1の間を変動するそうです。
パ ワーが小さいと本当は差があるのに,差が出ないという誤りを犯してしまうようです。小さな違いも大きな違いでさえ見逃す可能性があるそうです。なので,視 力の低下と似ているのかも。言い換えれば,これ以上,研究の視力は回復しないので,パワーは関係ないと思います(実験計画のときにその研究のパワーを見積 もるときに使うはずです,たしか)。なので,
>効果サイズが大きいものを比較すれば,必要となるサンプルサイズは小さくなるのではないでしょうか?
大きいものでも見落とすかもしれません。
間違ってたら,びしびし,指摘ください。
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