★ 第一種の誤りに関して ★

9693. 第一種の誤りに関して てつ 2006/03/22 (水) 09:33
├9702. Re: 第一種の誤りに関して S 2006/03/23 (木) 20:32
├9701. Re: 第一種の誤りに関して cricket 2006/03/23 (木) 15:14
│└9706. Re^2: 第一種の誤りに関して てつ 2006/03/24 (金) 08:37
│ ├9716. Re^3: 第一種の誤りに関して 名医は後医 2006/03/25 (土) 00:53
│ └9707. Re^3: 第一種の誤りに関して あくまき 2006/03/24 (金) 11:59
└9698. Re: 第一種の誤りに関して 太郎 2006/03/23 (木) 10:01


9693. 第一種の誤りに関して てつ  2006/03/22 (水) 09:33
t検定を繰り返すと棄却域が広くなってしまうというのは,
なんとなく分かったのですが,実践でどうなるかがよく分かりません。5群の実験をした場合に,分散分析を行った後で差があることが分かり,次に2群に絞って1回のみのt検定で比較するのは大丈夫なんでしょうか?(私はだめな気がしますが・・・。)
どうか教えてください。

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9702. Re: 第一種の誤りに関して S  2006/03/23 (木) 20:32
本件は,5群なので多重性の調整が必要です。
3群ならば大丈夫なのですが。

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9701. Re: 第一種の誤りに関して cricket  2006/03/23 (木) 15:14
差がありそうな2群に絞った時点でアウトです。

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9706. Re^2: 第一種の誤りに関して てつ  2006/03/24 (金) 08:37
みなさんのご返信ありがとうございます。
5群はすべて同一条件での化学実験です。多重比較の考え方からいけば,有意水準を0.05に抑えるためなのは分かりました。
ボンフェローニの検定の式をみると,調べる集団(群)が多くなれば差がでにくくなるのでは?同一条件で実験しているのに差が検出されにくくなるのは,なんとなく分からないのですが,この点はどのように考えたらよろしいのですか?

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9716. Re^3: 第一種の誤りに関して 名医は後医  2006/03/25 (土) 00:53
> ボンフェローニの検定の式をみると,調べる集団(群)が多くなれば差がでにくくなるのでは?
5群の対比較をするとなれば5C2=10通りの検定が必要になりますので0.005と10分の一になるのはしかたありません。これよりも検出力が高いTukeyの方法にしてみたらいかがですか。また,ボンフェローニの改良版であるシェイファーの方法等も一考かと。
>同一条件で実験しているのに差が検出されにくくなるのは,なんとなく分からないのですが,この点はどのように考えたらよろしいのですか?
20本に1本当たりのあるくじをひくのに,1回しかひかないのと10回ひくのとではあたる確率が違います。このように考えればいかがでしょう。

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9707. Re^3: 第一種の誤りに関して あくまき  2006/03/24 (金) 11:59
> ボンフェローニの検定の式をみると,調べる集団(群)が多くなれば差がでにくくなるのでは?同一条件で実験しているのに差が検出されにくくなるのは,なんとなく分からないのですが,この点はどのように考えたらよろしいのですか?

考える必要はありません。検定の方法によって結果に差異が生じると言うだけです。最も肝要な事は,そもそも何を判断したいのか・そのために最適な検定方法は何かをチョイスする事です。どの方法が妥当かは検定の結果とご自身の実験への知見から自ずと判断できるでしょう。

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9698. Re: 第一種の誤りに関して 太郎  2006/03/23 (木) 10:01
2群に絞って1回のみのt検定で比較するのは大丈夫なんでしょうか?(私はだめな気がしますが・・・。)

だめでしょう。「統計的多重比較法の基礎」を読むことをお勧めします。

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