★ エラーバー ★

9553. エラーバー C 2006/03/03 (金) 07:56
└9555. Re: エラーバー 青木繁伸 2006/03/03 (金) 08:16
 └9559. Re^2: エラーバー C 2006/03/03 (金) 11:13
  └9561. Re^3: エラーバー 青木繁伸 2006/03/03 (金) 11:28


9553. エラーバー C  2006/03/03 (金) 07:56
「A」か「B」,どちらかの状態をとる現象を20回測定して,「A」をの状態をとる確率を求めました。この求められた確率値に対して,エラーバーを付けることは可能でしょうか?正規分布のデータには,エラーバーとして標準誤差を使っているのですが,上記の測定方法では,標準誤差に相当するような値はありますか?

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9555. Re: エラーバー 青木繁伸  2006/03/03 (金) 08:16
A の場合に 1
B の場合に 0
を与えて,平均値をとれば A である割合ですし。。。
要するに 0/1 データは比尺度データと同じに扱えばよいのです。

43個の1, 57個の0 からなる100個のデータについて,3つの検定が微妙に違うがほぼ同じになる所もおもしろい。

> wilcox.test(d,mu=0.5)
ウィルコクソンの符号付順位和検定(連続性の補正)

データ: d
V = 2171.5, P値 = 0.1621
対立仮説: 母平均は,0.5ではない

> binom.test(c(43, 57),p=0.5)
二項検定

データ: c(43, 57)
成功数 = 43, 試行数 = 100, P値 = 0.1933
対立仮説: 成功確率(母比率)は,0.5ではない
95 パーセント信頼区間: 0.3313910 0.5328663
標本推定値:
成功確率(母比率)
0.43

> t.test(d, mu=0.5)
一標本t検定(母平均の検定)

データ: d
t値 = -1.4068, 自由度 = 99, P値 = 0.1626
対立仮説: 母平均は,0.5ではない
95 パーセント信頼区間: 0.3312713 0.5287287
標本推定値:
平均値x
0.43

例数も少ないのであるからして,二項分布を仮定して信頼区間を付けるとかの方が,正確ではあろう。

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9559. Re^2: エラーバー C  2006/03/03 (金) 11:13
青木様
問題解決致しました。どうも有り難うございました。

> A の場合に 1
> B の場合に 0
> を与えて,平均値をとれば A である割合ですし。。。
> 要するに 0/1 データは比尺度データと同じに扱えばよいのです。
>
> 43個の1, 57個の0 からなる100個のデータについて,3つの検定が微妙に違うがほぼ同じになる所もおもしろい。
>
> > wilcox.test(d,mu=0.5)
> ウィルコクソンの符号付順位和検定(連続性の補正)
>
> データ: d
> V = 2171.5, P値 = 0.1621
> 対立仮説: 母平均は,0.5ではない
>
> > binom.test(c(43, 57),p=0.5)
> 二項検定
>
> データ: c(43, 57)
> 成功数 = 43, 試行数 = 100, P値 = 0.1933
> 対立仮説: 成功確率(母比率)は,0.5ではない
> 95 パーセント信頼区間: 0.3313910 0.5328663
> 標本推定値:
> 成功確率(母比率)
> 0.43
>
> > t.test(d, mu=0.5)
> 一標本t検定(母平均の検定)
>
> データ: d
> t値 = -1.4068, 自由度 = 99, P値 = 0.1626
> 対立仮説: 母平均は,0.5ではない
> 95 パーセント信頼区間: 0.3312713 0.5287287
> 標本推定値:
> 平均値x
> 0.43
>
> 例数も少ないのであるからして,二項分布を仮定して信頼区間を付けるとかの方が,正確ではあろう。

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9561. Re^3: エラーバー 青木繁伸  2006/03/03 (金) 11:28
全文引用はしないように

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