★ Tukey-Kramerのn数について ★

9406. Tukey-Kramerのn数について takudiver 2006/02/13 (月) 11:33
└9407. Re: Tukey-Kramerのn数について 青木繁伸 2006/02/13 (月) 16:45


9406. Tukey-Kramerのn数について takudiver  2006/02/13 (月) 11:33
 初めまして,よろしくお願い致します.現在論文作成の際の統計処理に困っております.具体的には,ある筋組織組成(比率)の解剖学的な区画(部位)におけるそれぞれの成長変化を検討する研究です.試料は,週齢毎に7つの発育ステージ,各6個体を用いました.検討する筋の横断面積が大きいため,初めにほぼ全体に一様になるよう10個所を計測個所に選択し,1個所につき70本の筋線維を分析しました.そして,その10個所を解剖学的(機能的)にさらに6区画(A,B,C,D,E,F)に分類しました.一元分散分析とTukey-Kramerを用い6区画間における筋組織組成(比率)の群間内比較を行いました.
 しかし,それぞれ区画の大きさが異なるため,10個所の計測部位はAには3つ含まれ,B(2),C(2),D(1),E(1),F(1)となりました.従って,それぞれn数がAは3部位×6個体の18,B(12),C(12),D(6),E(6),F(6)と異なりました.そこで疑問なのですが, n数が異なった場合と,複数の部位を含むA,B,Cについてはそれぞれ平均値をとり,n数を全て6にして行った場合とでは検定結果が異なってきます.
 この場合,Tukey-Kramerはn数が異なっても用いることができると,統計の本ではみたのですが,本実験の場合,統計学的には,n数を統一した方が良いのか,統一しないものの方が良いのか,または,Tukey-Kramer以外の多重比較法を用いた方がよいのかが分かりかねております.何分にも統計学的知識が乏しいため,稚拙な質問ですが,お教えいただければ幸いです.よろしくお願い致します.

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9407. Re: Tukey-Kramerのn数について 青木繁伸  2006/02/13 (月) 16:45
7つの発育ステージ
6個体(それぞれのステージで)
10箇所の計測箇所
70本の筋線維(10箇所それぞれで)
6区分(10箇所を)
対象は筋組織組成


何が母集団で,何が標本か相当ごちゃごちゃしていますね

> n数が異なった場合と,複数の部位を含むA,B,Cについてはそれぞれ平均値をとり,n数を全て6にして行った場合とでは検定結果が異なってきます.

n 数の妥当な定義自体あやふやです。
平均を取ってから検定とそのまま検定で結果は当然変わってきます。
平均を取ることの意味,平均を取って n を全て6にしてしまうことの妥当性から問題になるかもしれませんね。

Tukey-Kramer は n が異なっても適用可能,,という以前に多くの問題があるように思えます。。。といって,どうしたら良いという回答は持ち合わせておりませんが。

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