★ 仮説検定の考え方について ★
9208. 仮説検定の考え方について ともや 2006/01/24 (火) 22:09
├9218. Re: 仮説検定の考え方について sb 2006/01/25 (水) 09:48
└9209. Re: 仮説検定の考え方について 青木繁伸 2006/01/24 (火) 22:25
└9210. Re^2: 仮説検定の考え方について ともや 2006/01/24 (火) 22:56
9208. 仮説検定の考え方について ともや 2006/01/24 (火) 22:09
仮説検定の考え方についてお尋ねしたいのですが。素人なのでとんちんかんなことを言っていたらすいません。
AとBに差が
あるかを調べたい,という場面があるとします。統計の本の例題などでは,こういう場合,あらかじめ「両者の平均値に差があるか調べなさい」や「両者の中央
値に差があるか調べなさい」といった指示があるので,t検定が使えそうだな,符号検定が使えそうだな,などと考えることができます。ですが,ただ単に,A
とBに差があるかを調べたくて,その手段が平均値からでも中央値からでも調べられそうな場合,なぜ平均値で比較するのか?なぜ中央値で比較するのか?と
いった理由が必要だと思うのですが,その理由が解かりません…
検定ではまず最初に帰無仮説をたてて,どの検定を使うか選ぶと習いました。ですがこうした場合,検討する値によって帰無仮説の数式も変わってしまい,前後が逆になってしまうような気がするのですが…
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9218. Re: 仮説検定の考え方について sb 2006/01/25 (水) 09:48
> ただ単に,AとBに差があるかを調べたくて,その手段が平均値からでも中央値からでも調べられそうな場合,なぜ平均値で比較するのか?なぜ中央値で比較するのか?といった理由が必要だと思うのですが,その理由が解かりません…
統計を始めた頃,全く同じ疑問を感じたことがあります。
差があるかどうかを訊いているのに,何故,”平均値”で答えるのか?答えをはぐらさないでくれよ。
身
長などの場合,近似的に正規分布すると見做すことが出来,平均値は,その集団をよく表すことが出来ると思います。家計毎の貯蓄額の場合,正規分布から大き
く外れることが多いですので,集団を特徴付けるものとしては,中央値の方が望ましいでしょう。また,血圧の場合,”差”が高血圧症の割合に興味がある場合
は,他の指標が望ましいでしょう。
つまり,”差”の内容,自分が知りたい”差(仮説)”が何であるかによって,適切な統計量を定めることだと思います。
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9209. Re: 仮説検定の考え方について 青木繁伸 2006/01/24 (火) 22:25
t分布を使う平均値の差の検定にはどのような条件・制約が必要ですか。
それに対して,
マン・ホイットニーの検定にはそのような条件・制約が必要ですか。
対象としているデータがそれらの条件を満たしているかどうか。
それがわかればどちらを使うべきかわかりますね。
どちらも使えるときには,どちらが検出力が高いですか。
検出力の高い検定法を使う方がよいですね。
ということを全部考え合わせれば,どれを使えばよいかわかりますね。
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9210. Re^2: 仮説検定の考え方について ともや 2006/01/24 (火) 22:56
ありがとうございます。よく考えて見ます!
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