★ Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 ★

8828. Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 統計学初心者S 2005/12/21 (水) 18:14
└8852. Re: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ 2005/12/23 (金) 19:13
 └8853. Re^2: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ 2005/12/23 (金) 19:15
  └8930. Re^3: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 統計学初心者S 2006/01/05 (木) 17:50
   ├8937. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ 2006/01/06 (金) 00:49
   ├8933. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 青木繁伸 2006/01/05 (木) 18:58
   └8931. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 青木繁伸 2006/01/05 (木) 18:22


8828. Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 統計学初心者S  2005/12/21 (水) 18:14
初めて投稿します。よろしくお願いします。

Steelの方法で対象群がサンプル数10で処理群がサンプル数5,処理群の数が60の検定を行いたいのですが,P値を得ることができません。
吉田(1988)が与えているFORTRANプログラムを動かしてみましたが使い方が良くわからなかったので,この掲示板を検索してみたら過去ログの,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc027/01807.html
にRでダネットのP値を計算する方法がいくつかあることがわかったので,P値を計算しようかと思いましたが,ダネットのP値を求める方法からSteelの方法のP値を求める際,自由度を無限大とすればよいようですが,これのやりかたが良くわかりません。

どうかご教授ください

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8852. Re: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ  2005/12/23 (金) 19:13
pmvt関数で df=0とすると,多変量正規分布の確率を返すので,
青木先生のdunnett関数
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/dunnett.html
のサブ関数 pdunnettを df=0で呼んでやればよいと思うのですが...

(pmvnorm関数でもよいけれど,中身は pmvt関数を df=0で呼んでいるだけ)

# pmvt関数って,誤差以下の桁の数値が毎回変わるんですね.乱数で求めているのかしら.

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8853. Re^2: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ  2005/12/23 (金) 19:15
と,読み直してみたら61群の多重比較ですか?
計算できるかなあ?
計算できても意味があるかどうか...

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8930. Re^3: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 統計学初心者S  2006/01/05 (木) 17:50
返信ありがとうございます。
>pmvt関数で df=0とすると,多変量正規分布の確率を返すので,
>青木先生のdunnett関数
>http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/dunnett.html
>のサブ関数 pdunnettを df=0で呼んでやればよいと思うのですが...
こちらでやってみました。
実 際に統計数表の値を入れて対応したP値になれば,計算できているものと仮定して代入してみたところ,DF=無限大以外の値では期待した値になりました。ま た,DF=無限大のとき,dfに何を入れればよいか迷ったので,1/0を入れてみましたが,エラーとなりました。次に,FALSEと入れたら,DF=無限 大の時の統計量で期待したP値付近の値が出てきました。DF=無限大の時の値はDF=0として計算すればよいのでしょうか。

># pmvt関数って,誤差以下の桁の数値が毎回変わるんですね.乱数で求めているのかしら.
Rで計算してみると,毎回小数点第3位以下の値がふらつくので,できれば吉田(1988)のプログラムが使えたら理想的だと思ったのですが。。。

> と,読み直してみたら61群の多重比較ですか?
> 計算できるかなあ?
> 計算できても意味があるかどうか...
計算はできました。しかし,サンプル数5では0.1未満のP値は計算できないようでした。サンプル数6でP=0.05が計算できるようです。

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8937. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 マスオ  2006/01/06 (金) 00:49
> DF=無限大の時の値はDF=0として計算すればよいのでしょうか。

だからあ,df=0 ですってば.

ヘルプ見ましたか?

> library(mvtnorm)
> ?pmvt



Details:

ず〜っと略

If 'df = 0', normal probabilities are returned.
----

この関数は df=Inf だとエラーを返します.

> 1/0
[1] Inf
です.> 青木先生

#と,人に言っておいて,同じところに,

Randomized quasi-Monte Carlo methods are used for the computations.

とありましたね.

教訓:ヘルプはよく読むべし

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8933. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 青木繁伸  2006/01/05 (木) 18:58
> pt(1.96, df=Inf)
[1] 0.9750021
> pnorm(1.96)
[1] 0.9750021

Inf は,無限大を表す特別な表現なんです。

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8931. Re^4: Steelの方法での処理群数の上限とP値の求め方 青木繁伸  2006/01/05 (木) 18:22
> DF=無限大の時の値はDF=0として計算すればよいのでしょうか。

DF=Inf としてみたらどうなりますか?

> Rで計算してみると,毎回小数点第3位以下の値がふらつくので,できれば吉田(1988)のプログラムが使えたら理想的だと思ったのですが。。。

計算精度を上げれば良いだけではないでしょうか。
それに,小数点以下そんなにたくさんの精度を求めてもあまり意味がないかも。

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