★ 共分散構造分析について ★

8601. 共分散構造分析について naomi 2005/12/07 (水) 01:49
└8603. Re: 共分散構造分析について 青木繁伸 2005/12/07 (水) 09:28
 └8605. Re^2: 共分散構造分析について naomi 2005/12/07 (水) 11:22


8601. 共分散構造分析について naomi  2005/12/07 (水) 01:49
初めまして。心理学を学んでいる大学3年生のなおみと申します。ゼミの先輩がしている共分散構造分析について卒業論文の参考にしたいので,色々な先生方のご意見が伺いたくて書き込ませて頂きました。
40 項目6因子を用いて共分散構造分析を行ったところ,半分以上のの項目を削除しないとGFIが.90以上になりませんでした。そこで16項目削除してGFI =.86 AGFI=.83 RMSEA=.07 CFI=.91 RMR=.16 AIC=727というところで妥協点としたのですが,この結果にどれだけの意味があるのでしょうか。また,考察としてはどのようなことが考えられるので しょうか。
不勉強で恐縮ですが,ご教授頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

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8603. Re: 共分散構造分析について 青木繁伸  2005/12/07 (水) 09:28
数字だけでは何とも評価できないでしょう。
40項目中,16項目を捨てたということについてだけでも,
そんなに無駄なものがあったのか
半分くらいだけで十分だったのか
残ったものも本当に意味のあるものなのか
とか,いろいろな評価があるでしょう。
中身を見てみないとなんともいえません。

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8605. Re^2: 共分散構造分析について naomi  2005/12/07 (水) 11:22
青木先生,ありがとうございます。
先輩の研究では,ストレス場面を設定し,行動・思考・感情の3尺度からなる質問紙を実 施しました。対象者は中学生です。GFIを上げるために行動尺度の半分以上の項目を削除した結果,かなり極端な行動(ex.意地悪なことをする)しか残り ませんでした。項目を削除した項目に関しては,ゼミ内で検討した結果,対象者である中学生の日常にはしっくり当てはまるものではなかったという意見が出ま した。加えて因子分析の結果,負荷量が.50以下だったということもあります。青木先生のおっしゃる通りの,無駄なものが多かったということかもしれませ ん。感情・思考尺度についてはかなりの項目が残ったので考察できますが,行動尺度に関しては極端なものが多くて教育的な意味が見出しにくいのではないかと 思います。考察のご示唆をいただければ幸いです。

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