★ ヨンキー検定とシャーリーウィリアムスの検定の使い分けが分からないですが ★

7251. ヨンキー検定とシャーリーウィリアムスの検定の使い分けが分からないですが はまちゃん 2005/07/22 (金) 19:00
└7301. 自己レス はまちゃん 2005/07/28 (木) 14:20


7251. ヨンキー検定とシャーリーウィリアムスの検定の使い分けが分からないですが はまちゃん  2005/07/22 (金) 19:00
ノンパラのヨンキー検定とシャーリーウィリアムスの検定の使い分けが分からないですが,教えてお願いできますか?

あ る疾患の重篤度(順序変量)によって,連続量の生化学の傾向的な変化があるかどうかをみたいので,傾向検定をしようと思っています。疾患の進展と共に生化 学値の変化の傾向があるかどうを知りたいので,正常コントロールを特においてありません。ただし生化学データは正規分布かどうかは未検証ですので,まずは ノンパラの方がいいかなと思いますが,妥当でしょうか?
 何卒よろしくお願い致します。

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7301. 自己レス はまちゃん  2005/07/28 (木) 14:20
(あっているかどうかは保証できないが,自己レスです。)
調べたら,知りたいのが単調性なのか,立ち上がりの用量なのかでJonckheere検定かWilliamsの検定で違うようですね。

Jonckheere検定はSpearmanの順位相関係数に基づい,
m1 = m2 = m3 = ... = mnの帰無仮説に対し,対立仮説はm1 > m2 > m3 > ... > mnとなっています。

非常に似たPage'L検定はKendallの順位相関係数に基づいて,
m1 = m2 = m3 = ... = mnの帰無仮説に対し,対立仮説はm1 > m2 > m3 > ... > mnとなっています。

Williams検定のノンパラ版,Shirley-Willamsは
対照群=処置群1=処置群2= ...処置群nの帰無仮説に対し,対立仮説は 対照群≦処置群1≦処置群2 ...となっています。

もとの論文を読めばといいが,onlineのPDFではないため,取り寄せが少々面倒ですね…
Jonckheere, A. R., (1954). A test of significance for the relation between m rankings and k ranked categories. British Journal of Statistical Psychology, 7, 93-100.
Page, E. B. (1963). Ordered hypotheses for multiple treatments: A significance test for linear ranks. Journal of the American Statistical Association, 58, 216-230.

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