★ Kruskal-WallisとSteel-Dwass ★

6885. Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい 2005/06/07 (火) 10:00
├6901. Re: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 青木繁伸 2005/06/08 (水) 22:12
└6886. Re: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 青木繁伸 2005/06/07 (火) 11:02
 └6899. Re^2: Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい 2005/06/08 (水) 14:38
  └6903. Re^3: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 後医は名医 2005/06/09 (木) 00:39
   └6907. Re^4: Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい 2005/06/09 (木) 11:01


6885. Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい  2005/06/07 (火) 10:00
Turkey-Kramerの方法が一元配置分散分析を前提としていないことを,以前に本掲示板でも議論されていました。このことに関して,「らくらく生物統計」(足立堅一著)でも触れられています。

一元配置分散分析のノンパラ版が,Kruskal-Wallisの方法,Turkey-Kramerの方法のノンパラ版が,Steel-Dwassの方法ということです。

Steel -Dwassの方法も,Kruskal-Wallisの方法で有意差があった場合に行うというような手順を踏んでいるレポートを見かけます。この場合にも 同様にKruskal-Wallis検定をせずにSteel-Dwassの方法で多群間の比較を行っても良いのでしょうか?

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6901. Re: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 青木繁伸  2005/06/08 (水) 22:12
> Steel-Dwassの方法も,Kruskal-Wallisの方法で有意差があった場合に行うというような手順を踏んでいるレポートを見かけます。こ の場合にも同様にKruskal-Wallis検定をせずにSteel-Dwassの方法で多群間の比較を行っても良いのでしょうか?

ノンパラメトリックの場合には,パラメトリックの場合と,取るべき方法が異なるということはないわけでしょう。

なぜ,パラメトリックの場合に,一元配置分散分析をしてから多重比較をするという手順が冗長(ないしは不適切)な手順であるかという理論が書いてあれば,それはノンパラメトリックの場合についても適用できる理論でしょう。

余計な本を買わされたとお思いの場合には,私宛にメール下さい。
送料着払いで,その本の代金を別途郵便為替ででもお支払いする手順をお知らせします。
私のメールアドレスは,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/mail.html
をご覧ください。

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6886. Re: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 青木繁伸  2005/06/07 (火) 11:02
ここで定番のように取り上げられる,永田らの本をお読みください。

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6899. Re^2: Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい  2005/06/08 (水) 14:38
> ここで定番のように取り上げられる,永田らの本をお読みください。

「統計的多重比較法の基礎」のとこをおっしゃっているのだと思い,早速購入して読んでみましたが,どのあたりに関連する情報が記載されているのか分かりません。

申し訳ありませんが,ご存知の方いらっしゃいましたら何ページあたりを参照すればよいかお教え願えませんでしょうか?

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6903. Re^3: Kruskal-WallisとSteel-Dwass 後医は名医  2005/06/09 (木) 00:39
> 「統計的多重比較法の基礎」のとこをおっしゃっているのだと思い,早速購入して読んでみましたが,どのあたりに関連する情報が記載されているのか分かりません。
> 申し訳ありませんが,ご存知の方いらっしゃいましたら何ページあたりを参照すればよいかお教え願えませんでしょうか?
確 かに,ノンパラの章にははっきりとは記載されていませんが,p34のパラメトリックの章ではANOVAを併用すべきでないと書かれています。Steel- Dwassも自由度を無限大にしたステューデント化された範囲を使用しているところからTukeyの拡張と考えれば,K-Wを事前にしなくてもよいので は?

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6907. Re^4: Kruskal-WallisとSteel-Dwass ひらい  2005/06/09 (木) 11:01
> 確かに,ノンパラの章にははっきりとは記載されていませんが,p34のパラメトリックの章ではANOVAを併用すべきでないと書かれています。Steel -Dwassも自由度を無限大にしたステューデント化された範囲を使用しているところからTukeyの拡張と考えれば,K-Wを事前にしなくてもよいので は?

どうもありがとうございます。さらにP55には,”シェフェの方法にはF検定をその手順に含んでいるので分散分析の結果が有意となった場合のみ意味がある”という旨の記述もあります。

そもそもF統計量が何なのか,また,パラメトリックとノンパラメトリックは何が違うのか等を整理してみます。

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