★ Wilk's Lambda ★

6841. Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 18:18
├6848. Re: Wilk's Lambda ひの 2005/06/01 (水) 22:17
│└6850. Re^2: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 22:35
│ └6851. Re^3: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/01 (水) 22:41
│  └6852. Re^4: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 22:47
│   ├6855. Re^5: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/01 (水) 23:08
│   │└6857. Re^6: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 23:22
│   │ └6858. Re^7: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/01 (水) 23:39
│   │  └6859. Re^8: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 23:51
│   │   └6860. Re^9: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/01 (水) 23:55
│   │    └6862. Re^10: Wilk's Lambda Milk 2005/06/02 (木) 01:06
│   │     └6864. Re^11: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/02 (木) 09:20
│   │      └6871. Re^12: Wilk's Lambda Milk 2005/06/03 (金) 19:32
│   └6854. Re^5: Wilk's Lambda ひの 2005/06/01 (水) 23:06
│    └6856. Re^6: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 23:12
└6846. Re: Wilk's Lambda 青木繁伸 2005/06/01 (水) 21:43
 └6849. Re^2: Wilk's Lambda Milk 2005/06/01 (水) 22:31


6841. Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 18:18
Wilk's Lambda の数値を論文で書きたいのですが,自由度はどこを見ればよいのでしょうか。MANCOVAを使用し,IV, CV ともに1つで,DV を14個使っています。

     [このページのトップへ]


6848. Re: Wilk's Lambda ひの  2005/06/01 (水) 22:17
> Wilk's Lambda の数値を論文で書きたいのですが,自由度はどこを見ればよいのでしょうか。MANCOVAを使用し,IV, CV ともに1つで,DV を14個使っています。

Wilk's Lambda の数値を求めるだけなら自由度は不要だと思いますが…。自由度の求め方は以下に解説があります。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Wilks/wilks2.html

     [このページのトップへ]


6850. Re^2: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 22:35
ひの様

ありがとうございます。

いまいち私の理解が足りず,以下のようにしか論文には書いていません。

(Wilk's Lambda = 2.13, p < .05)

これではやはりダメでしょうか?

     [このページのトップへ]


6851. Re^3: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/01 (水) 22:41
> (Wilk's Lambda = 2.13, p < .05)
>
> これではやはりダメでしょうか?

自由度は,あなたの使ったようにCV, IV,DV(これら略語が何を表すかだいがい分かりますが,なぜ略語を使わないといけないのでしょう。。)の個数とデータ個数が分かれば簡単に暗算ででも出せるんでしょうね。

また,出力結果が示されていればどこを見れば良いというのもすぐに分かるのかも。

一般的にいえば,P 値は P < 0.05 のような書き方ではなく,P = 0.xxx のように,プログラムが表示してくれたP値をそのまま書くのが最近の主流だと思います。

     [このページのトップへ]


6852. Re^4: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 22:47
青木先生

コメントありがとうございます。

statview では,「分子の自由度」「分母の自由度」というのが F 値と P 値と共にでるのですが,何を表しているのか理解できていません。なぜWilk's Lambdaの統計量がでているのに F 値 があるのか,この F 値 も報告すべきものでしょうか。

     [このページのトップへ]


6855. Re^5: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/01 (水) 23:08
> statview では,「分子の自由度」「分母の自由度」というのが F 値と P 値と共にでるのですが,何を表しているのか理解できていません。なぜWilk's Lambdaの統計量がでているのに F 値 があるのか,この F 値 も報告すべきものでしょうか。

Wilks のΛは表示されているF値と等価なものなのでは?
わからないものなら使わない方がいいです。

なぜ情報を小出しにするのでしょう。
自由度(あなたのいう分子分母それぞれ),F値,P値,Lambda を一組書いてみれば良いのでは?
自由度とF値があれば,Excelを使えば示されているP値がF値から計算されるものかどうか分かるでしょう。
あとは,F値とLambda の関係が分かっていれば済むことでしょう。

スレッドが無駄です。

     [このページのトップへ]


6857. Re^6: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 23:22
青木先生

すみません。以後,気をつけます。

Statview のアウトプットでは

λ= .560
F = 5.308
分子のDF = 14
分母のDF = 38
p = .324

となっています。

論文では,

λ = .560, F (14, 38) = 5.308, p = .324

という記述でいいのでしょうか。

     [このページのトップへ]


6858. Re^7: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/01 (水) 23:39
> F = 5.308
> 分子のDF = 14
> 分母のDF = 38

この情報からは,

> p = .324

は,F値に対するものではないと言うことのようですよね。
=fdist(5.308, 14, 38) は 1.99275E-05 ですからね。
Lambda と F の関係は,n が分からないのと,たぶん n が分かっても,私は MANOVA/MANCOVA のことは分からないのでどういう関係になっているのか知りません。

論文に書く前に,まず MANCOVA/MANOVA の理論を調べるべきですね。そして,Statview の説明書も読む方がよいのかもしれません。

     [このページのトップへ]


6859. Re^8: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 23:51
青木先生

ありがとうございました。説明書を読んだのですが結果を報告するという観点からは書かれていませんでした。

MANCOVA に関しては,書籍では数学モデルが多く,そうでないものも見つけたのですが,素人の私から見ても明らかな手続き上の明らかな誤りを見つけ,驚きました。

ともかく,今のところは,自由度は書かずに,もう一度調べなおしてみます。

本当にありがとうございました。

     [このページのトップへ]


6860. Re^9: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/01 (水) 23:55
http://www.childtrauma.com/artchris.html
の中程にある記述が参考になるでしょう。
そこに示された例では,F値,自由度1,自由度2から求めたP値が,表示されている P 値と同じになりますが。。。

     [このページのトップへ]


6862. Re^10: Wilk's Lambda Milk  2005/06/02 (木) 01:06
この論文では,PTSDが 治療前,治療後,遅延という順序で観察されているのですが,なぜ MANCOVA を使っているのか疑問に思いました。

ここでは2つの異なる治療法を受けたグループ(それぞれ12名)があって,4つの後遺症の検査結果が従属変数になり,治療前のものが共変量になっているようです。しかし,従属変数同様に共変量も4つあり,治療前,治療後,遅延効果がでています。

私の読み間違いでなければ,ここは repeated MANOVA (GMANOVA) を使うべきではないかと思います。明らかにデータに対応があるように思えました。

     [このページのトップへ]


6864. Re^11: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/02 (木) 09:20
私はMANCOVA/ANCOCA分かりませんので,興味もないのですが。

Journal of Clinical Psychology に載った論文でもだめ論文もあるのでしょうかねぇ。

しかし,まあ,論文の内容はどうでも良いです。
良い論文だと思ったから紹介したのでもないです。
内容的によい論文でも,統計面がだめなら,結果としてはだめ論文です。

#来週でも良いかと思っていたが,あっという間に掲載限界の700が近づいた。
#さっさとバックアップ作業をしないといけないが,時間をとれるかなぁ。

     [このページのトップへ]


6871. Re^12: Wilk's Lambda Milk  2005/06/03 (金) 19:32
青木先生

ありがとうございます。先生のアプローチにならい,色々,他の研究等を複数読み比べて,手がかりを得てみたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。

     [このページのトップへ]


6854. Re^5: Wilk's Lambda ひの  2005/06/01 (水) 23:06
>なぜWilk's Lambdaの統計量がでているのに F 値 があるのか,

先に示したページを読めばわかります。

     [このページのトップへ]


6856. Re^6: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 23:12
ひの様

ありがとうございます。

私はベクトルなどは分かりませんが,λの統計量を用いた数式の解が F 分布に従う,という解釈をしました。

おそらく,statview にでていた分子/分母の自由度というのは,λとは関係なく,その統計量を用いた数式の自由度なので,λと自由度つきの F 値を報告すればいいと思いました。

大変勉強になりました。ひの様,ありがとうございます。

そして,青木先生,ありがとうございました。

     [このページのトップへ]


6846. Re: Wilk's Lambda 青木繁伸  2005/06/01 (水) 21:43
> Wilk's Lambda の数値を論文で書きたいのですが,自由度はどこを見ればよいのでしょうか。MANCOVAを使用し,IV, CV ともに1つで,DV を14個使っています。

どのソフトでの話なんでしょうか?
そのソフトを使っていなくても(持っていなくても),結果を見れば分かる人もいるかもしれませんね。

     [このページのトップへ]


6849. Re^2: Wilk's Lambda Milk  2005/06/01 (水) 22:31
青木先生,ありがとうございます。

今は販売中止となった statview を使っています。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 033 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る