★ 2標本の比較 ★

6578. 2標本の比較 わたなべ 2005/05/10 (火) 19:21
└6580. Re: 2標本の比較 青木繁伸 2005/05/10 (火) 21:11
 └6582. Re^2: 2標本の比較 わたなべ 2005/05/10 (火) 23:15
  └6600. Re^3: 2標本の比較 Hi☆Rose 2005/05/12 (木) 19:10
   └6618. Re^4: 2標本の比較 わたなべ 2005/05/13 (金) 18:40
    └6664. Re^5: 2標本の比較 Hi☆Rose 2005/05/16 (月) 20:26


6578. 2標本の比較 わたなべ  2005/05/10 (火) 19:21
初めてメール致します。御教授頂ければ幸いです。
モニタ10名に,2日間に渡り,刺激Aと刺激Bの2種類それぞれ試してもらい,血流の変化を経時的に測定する実験を考えてます。
血 流測定は,刺激前・刺激後直後・刺激後30分後です。刺激Aの方が刺激Bより効果があるかどうかを確認するために,刺激後直後に着目した場合,刺激Aと刺 激Bそれぞれについて,各モニタの前後の差のデータ(=刺激後直後−刺激前)について,例えば,「2標本t検定」でよいのでしょうか? 前後の差を取るこ とで,同じモニタの群ですが,互いに独立な群とみなしてよいのでしょうか? 
2点目は,刺激Aのみについて,効果を経時的に評価したい時に,測定 タイミングが複数あるので,ある1点のタイミングだけに限定して「対応のある2標本比較」を行った方がよいのか,全てのタイミングのデータについて 「tukeyの多重比較」等を行った方がよいのか?教えていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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6580. Re: 2標本の比較 青木繁伸  2005/05/10 (火) 21:11
> 。刺激Aの方が刺激Bより効果があるかどうかを確認するために,刺激後直後に着目した場合,刺激Aと刺激Bそれぞれについて,各モニタの前後の差のデータ (=刺激後直後−刺激前)について,例えば,「2標本t検定」でよいのでしょうか? 前後の差を取ることで,同じモニタの群ですが,互いに独立な群とみな してよいのでしょうか?

そんなに単純に考えない方が幸せになれると思います。

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6582. Re^2: 2標本の比較 わたなべ  2005/05/10 (火) 23:15
> > 。刺激Aの方が刺激Bより効果があるかどうかを確認するために,刺激後直後に着目した場合,刺激Aと刺激Bそれぞれについて,各モニタの前後の差のデータ (=刺激後直後−刺激前)について,例えば,「2標本t検定」でよいのでしょうか? 前後の差を取ることで,同じモニタの群ですが,互いに独立な群とみな してよいのでしょうか?
>
> そんなに単純に考えない方が幸せになれると思います。

全く門外漢ですので,考えが単純すぎるということですね。
測定の絶対値ではなく,初期からの変化分に着目して2群の効果差を検討したいと思っているのですが,どの検定方法を使えば良いか分からず,アドバイス頂けたらと思ってます。
もっと複雑に,多重比較等を考えないといけないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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6600. Re^3: 2標本の比較 Hi☆Rose  2005/05/12 (木) 19:10
> 初期からの変化分に着目して2群の効果差を検討したいと思っているのですが,どの検定方法を使えば良いか分からず,アドバイス頂けたらと思ってます。
 (刺激直前,刺激直後)×(刺激A,刺激B)のANOVAを行いインタラクションを見られてはどうでしょうか。

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6618. Re^4: 2標本の比較 わたなべ  2005/05/13 (金) 18:40
Hi☆Rose 様 御教授ありがとうございます。


> > 初期からの変化分に着目して2群の効果差を検討したいと思っているのですが,どの検定方法を使えば良いか分からず,アドバイス頂けたらと思ってます。
>  (刺激直前,刺激直後)×(刺激A,刺激B)のANOVAを行いインタラクションを見られてはどうでしょうか。

2元配置分散分析にて,要因Aを刺激,要因Bを時間とし,
各モニタデータを繰り返しデータと扱うやり方でよろしいでしょうか? 
早速実行してみましたが,結果としては,刺激直前の各モニタデータ(血流量)の分散が大きく,有意差は得られませんでした。
モニタ間のばらつきをなくすために,(刺激直後)−(刺激直前)の値(2群の観測値)について,Paired t-test あるいは,Wilcoxon signed-rank test を行うことは,得策ではないのでしょうか?
また,御教授よろしくお願いいたします。

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6664. Re^5: 2標本の比較 Hi☆Rose  2005/05/16 (月) 20:26
> 2元配置分散分析にて,要因Aを刺激,要因Bを時間とし,
> 各モニタデータを繰り返しデータと扱うやり方でよろしいでしょうか? 
はい。
> 早速実行してみましたが,結果としては,刺激直前の各モニタデータ(血流量)の分散が大きく,有意差は得られませんでした。
 それでも交互作用は見られるような気がするのですが,,,
> モニタ間のばらつきをなくすために,(刺激直後)−(刺激直前)の値(2群の観測値)について,Paired t-test あるいは,Wilcoxon signed-rank test を行うことは,得策ではないのでしょうか?
 どうでしょう。なんだかしっくりこない気がします。「増加量」に対する比較。「増加率」に対する比較でなく。
 例えば血流量は分からないんですが,最初にHR(心拍数)120の人(時)とHR60の人では同等に心拍数増加量を比較できるかどうか。。。「増加率」でも同じ事は言えますが。この辺にしっくりこない理由がありそうです。

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