5922. 変動係数(CV)の比較 Hi☆Rose 2005/02/09 (水) 18:08
変動係数同士を比較する場合についてお伺いします。
例えば正規分布に従う母集団Aと母集団Bがあり，それぞれの集団からデータを集めたとします。A,Bの平均値に有意差があり，さらにその変動係数が異なる事を示したいとします。
具体的には私の場合，一定の力発揮を要求していても，ある映像を見せた場合，映像の影響で力の平均が要求した場合より大きくなることが分かりました。何も
見せずに同じ力発揮を要求した場合はほぼ要求した力を出せるので，何も見せない条件と映像を提示する条件では力の平均値に有意差がみられました。さらに，
映像によって発揮する力の大きさが不安定になるのではないかという仮説が成り立つため，”不安定さ”の比較を行いたいのです。
このとき，単に分散の比較では，力が大きくなっている方が分散も大きくなっていることが予想され，CVを指標として用いたいと考えております。
以前のスレで（http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc020/044.html）変動係数の比較について，の議論がありましたが，私のいる分野では，CVに対して正規性を仮定することができるとし，t検定を用いる人，正規性の仮定はとれないとしてノンパラを用いる人の2通りがいます。
正規性を仮定するためには一定の（例えば分散が平均に比較して十分小さいとか，，，）条件が必要な気がします。理論的にはどういった場合に正規性を仮定できて，どういった場合に仮定できないのでしょうか？
また，この2つの考え方（パラメトリックを用いる考えとノンパラメトリックを用いる考え）をどのようにお考えでしょうか？
以前のレスでひのさんがご紹介されておりました"Biostatistical Analysys"という本を読めば私の質問に対する回答が書いてあるのかもしれませんが，正直，洋書を読めるほど統計学に詳しくありません。よろしくご教授ください。
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