★ 一要因分散分析の人数の偏り ★

5451. 一要因分散分析の人数の偏り TM 2005/01/08 (土) 00:09
└5456. Re: 一要因分散分析の人数の偏り 青木繁伸 2005/01/08 (土) 10:39
 └5464. Re^2: 一要因分散分析の人数の偏り TM 2005/01/09 (日) 00:36


5451. 一要因分散分析の人数の偏り TM  2005/01/08 (土) 00:09
保健室の利用希望と頻度によって4群を作り各群におけるイメージ尺度の下位尺度得点の比較を行いたいのですが,
4,220,12,4
と,群間にかなりの人数比がある上に,人数がかなり小さくなってしまいました。
利用の仕方にすでにかなりの偏りがあるため,群を調整して人数の偏りをなくすことは不可能です。
とりあえずspssで1要因の分散分析を行ったところ等分散は確保されましたが,平均値が最も開いたところに有意差がなく,人数の比較的確保された2群にのみ有意差がでるなど結果もどこかおかしいような気がしています。
このような場合は統計的な検定は不適切でしょうか?
どなたかお知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。

     [このページのトップへ]


5456. Re: 一要因分散分析の人数の偏り 青木繁伸  2005/01/08 (土) 10:39
> 平均値が最も開いたところに有意差がなく,
> 人数の比較的確保された2群にのみ有意差がでるなど
> 結果もどこかおかしいような気がしています。

全然おかしいことはありません。P値は,平均値の差の大きさと同時に標本サイズにも影響を受けますから。平均値の差が大きくても標本サイズが小さければ有意になりにくいし,逆はその逆。

> このような場合は統計的な検定は不適切でしょうか?

群分けの結果,サンプルサイズがそのようになったなら,やむをえないでしょうね。
それにしてもものすごいアンバランスです。群分け基準が悪すぎたのですね。アンケートの回答から群分けしたのなら,そのアンケートがダメダメチャンだったのですかね。「死後剖検」でどうしょうもないですね。

     [このページのトップへ]


5464. Re^2: 一要因分散分析の人数の偏り TM  2005/01/09 (日) 00:36
ご回答ありがとうございました。
数量的な検定に向かない研究を無理やり量的な統計に当てはめようとした結果なのかもしれません。
再検討してみます。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 032 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る