★ Fisher's exact testをカイ二乗検定の代用に? ★

4746. Fisher's exact testをカイ二乗検定の代用に? Hanako 2004/10/28 (木) 21:08
└4749. Re: Fisher's exact testをカイ二乗検定の代用に? 青木繁伸 2004/10/28 (木) 21:15


4746. Fisher's exact testをカイ二乗検定の代用に? Hanako  2004/10/28 (木) 21:08
標本数が,多い場合はカイ二乗検定,少ない場合はFisher's exact testを解析方法とした論文を米国医学雑誌に投稿したところ,すべてFisher's exact testだけでよいというコメントが帰ってきました。通常,標本数によって両者を使い分けてましたが,その必要はないのでしょうか?ご意見ください。

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4749. Re: Fisher's exact testをカイ二乗検定の代用に? 青木繁伸  2004/10/28 (木) 21:15
区別する必要は「全くありません」

昔は,計算が大変だったから,せいぜい2×2分割表の場合で,しかも標本データが少ないときのみに Fisher's exact test を行うことがすすめられていましたが,コンピュータが簡単に使われる世の中になったら,そんな制限は一切不要ということです。

「標本サイズが小さいときには正確な結果を得られる○○法を使うべし」ということは,「標本サイズが大きいときには使ってはならん!」ということではないのです。

カプラン・マイヤー法なんかも,同じような扱いを受けている手法ですね。
サンプルサイズが大きいときにはつかってはいけないと思われているのかしらん。

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