★ 棄却検定について ★

3881. 棄却検定について たかお 2004/07/30 (金) 18:09
└3882. Re: 棄却検定について 青木繁伸 2004/07/30 (金) 21:45


3881. 棄却検定について たかお  2004/07/30 (金) 18:09
はじめまして「たかお」と申します。
統計(棄却検定)のことで検索していましたらこちらを発見しました。統計については初心者で基本的な話になりますが,よろしければアドバイスをいただけると幸いです。
大 気汚染物質濃度,気象データ(風速,気温,湿度,降水量,放射収支量等)について,異常値を除外(棄却)したいと思っています。t分布検定による棄却検定 法やF分布表による棄却限界法などが手法としてあるようですが,どちらを使えばよいのでしょうか?正規分布をしない(?)湿度や降水量などの気象データに ついては,適用できないのでしょうか?
よろしくお願いします。

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3882. Re: 棄却検定について 青木繁伸  2004/07/30 (金) 21:45
質問の本筋からははずれますが,

気象データなどのような場合,「異常」データを除いて分析することに意味があるのでしょうか。そもそも,そのようなデータにおいては,異常であることが意味を持つのではないでしょうか。

異常値というのはいろいろな意味合いで定義されると思います。
例えば人間の生理的な測定値(血圧や,肝機能検査値など)で異常というのは,単に(??)上側5%や下側5%だったりもするでしょう。
データの測定時の測定ミスによる異常値,データの記録時におけるご記入における異常値はまた違った意味を持ちますね。
薬の副作用などのように,いくつかの条件が重なったときに出てくる「異様に高い(低い)値」というのは,非常に重要な意味を持っているわけで,単に棄却してしまうととんでもないことになります。

正規分布など良くわかっている分布に従わない測定値の異常性の判断というのは難しいものがあると思います。

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