★ 補間推定 ★

3838. 補間推定 なおこ 2004/07/26 (月) 15:41
└3839. Re: 補間推定 青木繁伸 2004/07/26 (月) 15:47
 └3840. Re: 補間推定 なおこ 2004/07/26 (月) 16:08
  └3841. Re^2: 補間推定 青木繁伸 2004/07/26 (月) 17:21
   └3842. Re^3: 補間推定 なおこ 2004/07/26 (月) 18:29


3838. 補間推定 なおこ  2004/07/26 (月) 15:41
平成8年から平成13年の産業別データ(9産業)をプールしたデータを用いて重回帰分析を行おうと思っています.従属変数は平成8年,10年,13年しかデータが存在しないため,データがない年は補間推定をして算出しました.(年平均成長率を算出し,線形補間をしました)
このように従属変数の全データのうち半分は補間推定した値を用いていますが,重回帰分析をすることに問題はないでしょうか.なお,説明変数は全てデータが揃っています.お忙しいところ申し訳ありませんがご指導頂けますと幸いです.よろしくお願いいたします.

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3839. Re: 補間推定 青木繁伸  2004/07/26 (月) 15:47
両方やってみて結果を比較するというのをまずやってみてはいかがでしょう。
どっちでも大差ないような場合には,補完したデータを使わない方がいいでしょうが。
よけいな仮定を設けない手法の方が好ましいとは思います。

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3840. Re: 補間推定 なおこ  2004/07/26 (月) 16:08
早速のお返事有難うございました.青木先生からアドバイス頂いたように補間推定したデータとしていないデータの両方で重回帰分析 をしてみました.その結果,補間推定をした値を用いて重回帰分析をした結果の方が説明変数のt値も高く,自由度修正済み決定係数も高くなりました.この場 合,補間推定値を用いた重回帰分析の結果を分析結果として採用しても問題はないでしょうか.お忙しいところ度々すみません.

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3841. Re^2: 補間推定 青木繁伸  2004/07/26 (月) 17:21
自由度修正済決定係数はいくつがいくつになりましたか?
激増でない限り,余計な仮定をおいた分析は避けた方が無難(第三者がクレームを付けたときに説得できるならかまわないが)

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3842. Re^3: 補間推定 なおこ  2004/07/26 (月) 18:29
青木先生

度々のお返事有難うございます.推定結果は以下のように
なりました.
補間推定したケース
データ数54
主となる説明変数のt値 -1.269159535
自由度修正済み決定係数 0.90496776
この他,説明変数には産業ダミー8個と年度ダミー5個

補間推定しないケース
データ数27
主となる説明変数のt値 -1.163336671
自由度修正済み決定係数 0.829444292
この他,説明変数には産業ダミー8個と年度ダミー2個

推定結果からそれほどの増減ではないのでやはり青木先生のご指摘どおり補間推定しないケースの結果を採用した方がいいのかもしれません.
何度もすみませんでした.

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