★ 多重ロジスティック回帰分析の共線性 ★

3633. 多重ロジスティック回帰分析の共線性 鈴木 2004/07/07 (水) 16:39
└3646. Re: 多重ロジスティック回帰分析の共線性 青木繁伸 2004/07/08 (木) 19:00
 └3648. Re^2: 多重ロジスティック回帰分析の共線性 鈴木 2004/07/09 (金) 18:20


3633. 多重ロジスティック回帰分析の共線性 鈴木  2004/07/07 (水) 16:39
先日質問の仕方が下手で
お返事をいただけなかったかもしれないので
もう一度質問させて下さい。多重ロジスティッ ク回帰分析でも共線性に注意しなくてはいけないと過去のスレッドから解釈しました。ダミー変数を使っているので・・重回帰分析と違い最小の間隔尺度(ある  ない等)を用いて多重ロジスティック回帰分析をしているので相関係数は共線性が有ると思われても0.4ぐらいです。

常識的にあると思われる場合・・
例えば うつ尺度を目的変数にいくつかの説明変数を投入しステップワイズ方で変数選択しようとしたときに
投入する説明変数として 1相談相手ありなし,2同僚の相談相手ありなし3先輩の相談相手ありなし4上司の相談相手のありなしの説明変数のうち1は他の234と相関があるので1は除外する。

また,1職場満足の有無2給与満足の有無3仕事量の満足の有無では
1は他の2と3と相関がある0.3ぐらいそしてそれは当たり前だと思われるので1はステップワイズの変数選択から除く,相関係数が低くても常識的に判断して良いでしょうか?ご助言下さい。

宜しくお願いします。

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3646. Re: 多重ロジスティック回帰分析の共線性 青木繁伸  2004/07/08 (木) 19:00
> 重回帰分析と違い最小の間隔尺度(ある ない等)を用いて多重ロジスティック回帰分析をしているので相関係数は共線性が有ると思われても0.4ぐらいです。

それくらいの相関では,多重共線性はないのではないかと思われますが。

> 常識的にあると思われる場合・・
> 例えば うつ尺度を目的変数にいくつかの説明変数を投入しステップワイズ方で変数選択しようとしたときに
> 投入する説明変数として 1相談相手ありなし,2同僚の相談相手ありなし3先輩の相談相手ありなし4上司の相談相手のありなしの説明変数のうち1は他の234と相関があるので1は除外する。

これは,納得できます。

> また,1職場満足の有無2給与満足の有無3仕事量の満足の有無では
> 1は他の2と3と相関がある0.3ぐらいそしてそれは当たり前だと思われるので1はステップワイズの変数選択から除く,相関係数が低くても常識的に判断して良いでしょうか?ご助言下さい。

含める場合と除く場合,両方やってみて,問題がなくて解釈がしやすい方を取ればいいのではないでしょうか。
実際のデータを持って解析している人でないと,一般論ではけりがつかないでしょう。

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3648. Re^2: 多重ロジスティック回帰分析の共線性 鈴木  2004/07/09 (金) 18:20
お返事ありがとうございました。> > 重回帰分析と違い最小の間隔尺度(ある ない等)を用いて多重ロジスティック回帰分析をしているので相関係数は共線性が有ると思われても0.4ぐらいです。

それくらいの相関では,多重共線性はないのではないかと思われますが。

重回帰分析よりも相関係数は低くなるという解釈は
間違っていますか?


> > 常識的にあると思われる場合・・
> > 例えば うつ尺度を目的変数にいくつかの説明変数を投入しステップワイズ方で変数選択しようとしたときに
> > 投入する説明変数として 1相談相手ありなし,2同僚の相談相手ありなし3先輩の相談相手ありなし4上司の相談相手のありなしの説明変数のうち1は他の234と相関があるので1は除外する。
>
> これは,納得できます。
>
> > また,1職場満足の有無2給与満足の有無3仕事量の満足の有無では
> > 1は他の2と3と相関がある0.3ぐらいそしてそれは当たり前だと思われるので1はステップワイズの変数選択から除く,相関係数が低くても常識的に判断して良いでしょうか?ご助言下さい。
>
> 含める場合と除く場合,両方やってみて,問題がなくて解釈がしやすい方を取ればいいのではないでしょうか。
> 実際のデータを持って解析している人でないと,一般論ではけりがつかないでしょう。



はい。解釈しやすい方をとって良い
ことが理解できました。ありがとうございました。

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