★ 多群間比較においてのSampleSize ★

3511. 多群間比較においてのSampleSize 中村 2004/06/19 (土) 03:12
└3512. Re: 多群間比較においてのSampleSize 青木繁伸 2004/06/19 (土) 09:25
 └3532. Re^2: 多群間比較においてのSampleSize 中村 2004/06/23 (水) 14:02


3511. 多群間比較においてのSampleSize 中村  2004/06/19 (土) 03:12
二群間の比較においては理解できるのですが,多群間比較の場合の計算はどのようにすれば良いのでしょう。
私が行っている のは比較的稀な疾患に関する介入試験で,母集団39例・無治療13例・治療A/Bとも13例ずつという集団において,治療効果(連続変数)を測定するとい うものです。ANOVAにて有意差を認め,Fisher'sPLSDで検定し結果は治療効果を確認できるものでした。
しかし論文審査で帰ってきた のは有効なSamplesize計算が行われていないとのことで,Revise中です。本来比較的稀な疾患に対し行う治療のためn数確保自体が難しいので すが,多群間比較においてのSampleSize計算について具体的手法があればご教授ください。(さんざん調べたつもりですが,ココに書いてあるとの情 報でも結構です。申し訳ありませんがお願いします。)
あるいはこのような場合,症例数計算行った上でですが,Reviewerへ「症例数確保自体が難しいので計算は行ったもののこれ以上の検討は不可能である」とするべきなんでしょうか。

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3512. Re: 多群間比較においてのSampleSize 青木繁伸  2004/06/19 (土) 09:25
> あるいはこのような場合,症例数計算行った上でですが,Reviewerへ「症例数確保自体が難しいので計算は行ったもののこれ以上の検討は不可能である」とするべきなんでしょうか。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/search.html
にて,(あるいはどこからでもいいですが),G*Power というソフトについて調べてみてください。
R でも計算できます。power.anova.test という関数があります。

power analysis は,事前と事後があり,もちろん事前に行って必要なサンプルサイズを決定してからデータ収集すべきですが,事後であっても,得られたサンプルサイズでどの 程度の差が検出可能なのかとか,どのていどの検出力があるのかとか検討することにも使われます。中村さんの場合には,後者を行って,査読者の理解を得ると いうのが得策でしょう。

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3532. Re^2: 多群間比較においてのSampleSize 中村  2004/06/23 (水) 14:02
ご返事送れ申し訳ありません,ご指示のとおりやってみたところ何とかなりそうです。ありがとうございました。

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