★ 二段階二肢選択形式における「的中率」の定義について ★

3082. 二段階二肢選択形式における「的中率」の定義について takashi 2004/05/06 (木) 23:48


3082. 二段階二肢選択形式における「的中率」の定義について takashi  2004/05/06 (木) 23:48
二段階二肢選択形式CVMをパラメトリックな生存分析モデルを用いて解析しております。

例をとって簡単に説明します。
一回目の支払い提示額:3000円
  支払い賛成(Yes)→二回目の支払い提示額:6000円
  支払い反対(No)→二回目の支払い提示額:1000円
であるとします。この場合,
YY(一回目賛成,二回目賛成)の人の支払い意志額は  6000円〜
YN(一回目賛成,二回目反対)の人の支払い意志額は  3000円〜6000円
NY(一回目反対,二回目賛成)の人の支払い意志額は  1000円〜3000円
NN(一回目反対,二回目反対)の人の支払い意志額は  〜1000円
になります。

このデータからWeibull分布(この場合,関数形は質問には影響ないと思います)を用いてパラメータを求め,生存関数を決めるところまでは成功したのですが,文献を見ますと,「的中率」(あるいは「適合度」)なる指標も同時に算出されています。その説明として,「的中率は,YY, YN, NY, NNのそれぞれの回答を推定結果をもとに予想したときの的中率を示している」または,「適合度は,(正しく予測されたサンプル数)/(サンプル数)により計算される」と書かれています。

日本語の意味は当然分かるのですが,実際に算出する段になると,この指標がいかなる定義(または操作)から計算されているのかが分かりません。特に,回答を推定(予測)する手続きが理解できず,いろいろな計算してみても,文献の値にはなりません。

この点について,的中率の算出方法をどなたか御教授願いないでしょうか。
よろしくお願いします。


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