★ 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス ★

3049. 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 津島 2004/05/01 (土) 10:55
└3050. Re: 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 青木繁伸 2004/05/01 (土) 11:21
 └3051. Re^2: 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 津島 2004/05/01 (土) 12:12


3049. 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 津島  2004/05/01 (土) 10:55
 最近疑問に思っていることについて質問させていただきます。
 疾患の発生頻度,たとえば肺癌の患者すべてに頭部MRIを行い,転移性腫瘍の見つかる頻度は10%である,といったデータ(論文)が複数あるとして,これらデータのメタアナリシスは可能なのでしょうか。単にすべての論文の分母と分子を足して頻度を計算するのはまずいように思うのですが。
 Webで検索しますと,2*2の計算方法や計算機は多く発見できるのですが,上記のような例についての計算手法は見当たりません。また,そのような分析が可能として,計算機は存在するのでしょうか(それとも電卓で十分なほど単純なのでしょうか)。ご教示ください。
 

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3050. Re: 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 青木繁伸  2004/05/01 (土) 11:21
> 単にすべての論文の分母と分子を足して頻度を計算するのはまずいように思うのですが。

なぜまずいと思うのでしょうか。
均質でないものを分子,分母ごとに足しあわせるのはいかがなものか?と思われるのでしたらそもそも,そう言うものはメタアナリシスにおいて一緒に分析していいものではないですね。
頻度の平均値を取るのが明らかな誤りで,サンプルサイズで重みを付けないといけないとなると,結局は分子,分母を足しあわせてという計算と同じですよね。
メタアナリシスというと一次データを使ってはいけないような飢餓するのかもしれませんが,言葉にこだわる必要はないでしょう。複数の標本があって,それぞれのサンプルサイズと陽性数がわかっているなら,そこからどのようにして母比率を推定するかはメタアナリシスという言葉がなくてもできるでしょう。

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3051. Re^2: 疾患発生(発見)頻度(確率?)についてのメタアナリシス 津島  2004/05/01 (土) 12:12
 なるほど分かりました。言い換えれば分子,分母をそのまま足し合わせることができると思われるデータのみ分析に用いることができるということですね。どのデータ(論文)を採用するかということが非常に重要,つまり論文選択のクライテリアをはっきりさせないとなにをやっているのかわからなくなりますね。
 もう一つ質問があります。
 メタアナリシスを行うときに,英文の教科書なのですが,採用したすべての研究がhomogeneousかどうか検定するように記載されています。このChi-square testを用いるようですが,ここでいうhomogeneousというのは,たとえば上記の例では,頻度が10%だったり90%だったりあまりにばらつきがあるときにはデータの選択に問題がある(なんらかのバイアスがかかっている)可能性があるので,問題であるということでしょうか。

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