★ 2元配置分散分析と交互作用について ★

3026. 2元配置分散分析と交互作用について NY 2004/04/26 (月) 16:15
└3034. Re: 2元配置分散分析と交互作用について Red cat 2004/04/27 (火) 13:30


3026. 2元配置分散分析と交互作用について NY  2004/04/26 (月) 16:15
ある論文に以下の内容の分析結果が報告されていました.
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分析内容1: 注目データについて,因子A(A1,A2,A3)と因子B(B1,B2)の2元配置分散分析を行った.
分析結果1:因子Aと因子Bの間で交互作用なし.因子A,B共に主効果が認められ(分散分析表の結果でA,B共に有意),注目データはA1>A2>A3,B1>B2となっていた.
続いて,同じデータに対して次の分析を行った.
分析内容2: 注目データにおいて因子B1とB2の差分をとり,この差分データに対して因子A(A1,A2,A3)の1元配置分散分析を行った.
分析結果2:分散分析表の結果は有意となり,B1とB2の差分データはA2>A1>A3となっていた.
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ここで,疑問に思ったのですが,分析1と分析2は矛盾してはいないでしょうか?分析結果1では「AとBの交互作用なし」という結果が出ているのに,分析内容2ではAとBの間に交互作用が存在すると主張している気がします.

これと関連することになりますが,
「AとBの交互作用なし」=「因子Aと因子Bは独立」というイメージは間違っているでしょうか?

まだまだ勉強不足で申し訳ありませんが,ご教授のほどよろしくお願い致します.なお,この辺の事柄について,イメージ作りに役立つ本なども教えて頂けると幸いです.

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3034. Re: 2元配置分散分析と交互作用について Red cat  2004/04/27 (火) 13:30
初めまして。

2元配置分散分析の結果として交互作用が認められない,という事実は,単に統計的にみて有意ではない,ということでしょう。

また,因子B(B1,B2)の両者の関係によっては,分析2そのものが正当でない場合もあり得ると思います。

いずれにせよ,この文章からだけでは,結論は私には出せません。お役に立てず申し訳ないです。

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