★ 第2種の過誤 日本と米国 ★

3004. 第2種の過誤 日本と米国 まさかず 2004/04/23 (金) 08:42
└3006. Re: 第2種の過誤 日本と米国 青木繁伸 2004/04/23 (金) 09:08
 └3007. Re^2: 第2種の過誤 日本と米国 まさかず 2004/04/23 (金) 10:35


3004. 第2種の過誤 日本と米国 まさかず  2004/04/23 (金) 08:42
第1種の過誤は0.05(0.01)は日本,欧米と共通です(慣例ですが)。
第2種の過誤について,慣例的に,日本では0.2,米国では0.1がよく使われていますが,この慣例の背景が知りたくお伺いします。どうして日本は0.1にしないのか?(米国は厳しく0.1にしているのか?)

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3006. Re: 第2種の過誤 日本と米国 青木繁伸  2004/04/23 (金) 09:08
> 米国では0.1がよく使われていますが,

そうですか。どのような根拠でそう判断されたのでしょうか。

私の経験では,英語で書かれた本やインターネット資料を見る限りでは,日本と同じと思っています。
(第二種の過誤として扱われることより検出力として出てくることが多いですが)
第二種の過誤は第一種の過誤の4倍程度としようというのが,ネイマン・ピアソンの論文あたりにあったように記憶しています。
(でも,アメリカ人は異常だから,アメリカは違うのかもしれない。だって,未だにヤード・ポンド法を使ったりするし。自分が基準だと思っているふしがある...)

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3007. Re^2: 第2種の過誤 日本と米国 まさかず  2004/04/23 (金) 10:35
> > 米国では0.1がよく使われていますが,
>
> そうですか。どのような根拠でそう判断されたのでしょうか。
> 私の経験では,英語で書かれた本やインターネット資料を見る限りでは,日本と同じと思っています。
> (第二種の過誤として扱われることより検出力として出てくることが多いですが)

ご返信ありがとうございます。
根拠は,自分自身ではAm J Clin Nutr 1999,69:321ではパワーは0.90,Heart 1999,81:245ではパワーは0.8で設定され検出力の基準は2つある(どっちも海外論文ですが)と思っている中,ごく最近にあるT理大学の助教授の「サンプルサイズ」に関するご講演内容でおっしゃってました。以上の理由で鵜呑みに国内海外での基準が異なると思っておりました

ご返信の内容から,基本的には検出力は0.8で国内外での差というよりも,それぞれのケースによって異なるといった認識に改めさせていただきます。

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