★ 分散分析と多重比較の関係について ★

2627. 分散分析と多重比較の関係について NY 2004/03/05 (金) 11:00
└2644. Re: 分散分析と多重比較の関係について DISIR 2004/03/05 (金) 22:29


2627. 分散分析と多重比較の関係について NY  2004/03/05 (金) 11:00
分散分析と多重比較の関係について調べたことをまとめると,

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分散分析とセットになってるのは,シェッフェの方法と(4群以上の比較には使えないけど)PLSD法.他の多重比較の方法(例えばTukeyの方法)を使うと,分散分析では有意差が得られないのに,多重比較で有意差が出ることもある.従って,初めからある群間に興味がある場合は,分散分析を行う必要はなく,初めから多重比較を行えばよい.
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ここで質問です.
初めからある群間に興味がある場合,なぜ多重比較を使う必要があるのでしょうか?
多重比較とは,「いくつかの群の平均値に全体として差が見られたときに,どの群の間に差があるかを検定するための手法」ではなかったでしょうか??
初めからある群間に興味がある場合,どの群間に差があるか探す必要がないため,興味ある群間で母平均の差の有無に関する検定(2つの母平均の差に関する検定)を行えばおしまいではないのでしょうか.
多重比較では,「群全体の中で」ある群間に差があるといえるか,というところがポイントなのかな,とは思うのですが..よくわかりません.
逆に,多群(仮にA群〜Z群)の中で興味ある2群(仮にA群とB群)だけについて母平均の差の有無に関する検定を行い,有意差を得たので,A群とB群の平均値には差がある,という分析及び結論は間違っているでしょうか?
もしOKであれば,むしろ,このやり方の方が多重比較より有意差が出やすくていい気がするのですが..

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2644. Re: 分散分析と多重比較の関係について DISIR  2004/03/05 (金) 22:29
二つを併用すると第1種のエラーが名目有意水準より低くなるからです。一度自分でしっかり計算されれば納得されるのではありませんか。

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