★ 英文論文にするときの数量化II類の説明について ★

649. 英文論文にするときの数量化II類の説明について zin 2003/09/14 (日) 18:03
└650. Re: 英文論文にするときの数量化II類の説明について 青木繁伸 2003/09/14 (日) 18:18
 └652. Re^2: 英文論文にするときの数量化II類の説明について zin 2003/09/14 (日) 23:42
  └653. Re^3: 英文論文にするときの数量化II類の説明について 青木繁伸 2003/09/15 (月) 09:09


649. 英文論文にするときの数量化II類の説明について zin  2003/09/14 (日) 18:03
数量化II類を使用して統計分析を行った論文を英文にしたのですが,統計手法が難しくEditorに理解されません。もちろん参考文献には Hayashi C. : On the quantification of qualitative data from mathematicostatistical point of view. Ann. Inst. Statistical Math., 2 : 35-47, 1950.
Hayashi C. : On the prediction of phenomena from qualitative data and quantification of qualitative data from the mathematicostatistical point of view. Ann. Inst. Statistical Math., 3 : 69-98, 1952.以上の文献を記載しました。統計処理はSPSSで行っています。Editorに理解されやすい英語の参考文献と説明しやすい英語の例文があればご教授いただけないでしょうか。

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650. Re: 英文論文にするときの数量化II類の説明について 青木繁伸  2003/09/14 (日) 18:18
エディタにも,査読者にも,読者にも数量化理論はなじみのないものです。
手法に関する原著論文を挙げても,エディタや査読者はともかく,読者にもその論文を読んで手法を理解してからというのは,なかなか厳しいものがあるでしょうね。

外国誌に投稿することが前もってわかっている場合には,ダミー変数を使った判別分析で対処すべきです。
でも救いは,結果は全く同じになるので,チョチョイノチョイと変更すれば一丁上がりです。
参考までに,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/LaTeX/LaTeX.html
の,「数量化 II 類と判別分析の関連についての解説(pdf ファイル) 」
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/LaTeX/sdis-qt2.pdf
をご覧ください。

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652. Re^2: 英文論文にするときの数量化II類の説明について zin  2003/09/14 (日) 23:42
数量化II類がダミー変数を用いた判別分析であることは理解できましたが,具体的に邦文を英文化する際には実際のデーターのアイテム変数を一度ダミー変数に展開して判別分析を行い,数量化II類による結果を導いて説明したほうが良いのでしょうか。
先生の論文を英文化して説明するのは大変難しいように思いますがいかがでしょうか。

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653. Re^3: 英文論文にするときの数量化II類の説明について 青木繁伸  2003/09/15 (月) 09:09
> 具体的に邦文を英文化する際には実際のデーターのアイテム変数を一度ダミー変数に展開して判別分析を行い,数量化II類による結果を導いて説明したほうが良いのでしょうか。
> 先生の論文を英文化して説明するのは大変難しいように思いますがいかがでしょうか。

ダミー変数を使った判別分析の結果を提示すれば,エディタも編集者も,読者も,「ダミー変数を使って判別分析した」というだけで,何の抵抗もなく受け入れてくれます。
ダミー変数と数量化II類の関係を説明してもそれは読者にとっては,数量化II類の説明を読まされるのと同じです。

件の私のページの結論は「外国誌に投稿するときは,ダミー変数を使った判別分析をしましょう」ということです。

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