★ 無作為化について ★

430. 無作為化について Min 2003/08/01 (金) 09:30
└448. Re: 無作為化について 薬剤評価者 2003/08/05 (火) 21:33


430. 無作為化について Min  2003/08/01 (金) 09:30
偽薬対照の試験において無作為化や最小化を行いたい時に,実薬投与群の用量が患者の状況で変化するデザインだと偽薬と実薬に振り分けられた人を一人ずつで一組とし,その組に対して最小化等を行うことは可能でしょうか?
DBTを実施したいので・・・。

よろしくお願いします。

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448. Re: 無作為化について 薬剤評価者  2003/08/05 (火) 21:33
> 偽薬対照の試験において無作為化や最小化を行いたい時に,

少数のサンプルサイズで重要かつ少数の因子に関するrandomizationの偏りを防ぎたいのであれば biased coin randomizationが適応できます。

> 実薬投与群の用量が患者の状況で変化するデザインだと

事情がよく分からないのですが...
例えば,通常実薬または偽薬を1錠だが,重度の場合には薬剤群に割り振られれば実薬2錠,偽薬群に割り振られれば偽薬を2錠出すのですよね(もっと重度の場合にはそれぞれ3錠:実薬群のみ調整すると言うことはあり得ないはずです)。この場合,重症度で偏りがなければ薬剤の効果は評価できます。
<念のため>
 重症度と薬剤の効果といった二つ以上の因子を同時に評価することは困難です。お互いの因子が独立していることが明らかであれば2 x 2 factrial designがくめますが,そうでなければ,どちらかに割り切ってプロトコールを作成下さい。

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