★ 対応のある分散分析 ★

 345 対応のある分散分析  幕内充  2003/05/06 (火) 01:03
  348 Re: 対応のある分散分析  青木繁伸  2003/05/06 (火) 10:16
   350 対応のある分散分析  幕内充  2003/05/06 (火) 17:52
    351 Re: 対応のある分散分析  青木繁伸  2003/05/06 (火) 19:14


345. 対応のある分散分析  幕内充  2003/05/06 (火) 01:03
青木先生のホームページにあるRによる二元配置分散分析のスクリプトを利用させて頂いて,実験データを分析したのですが,全被験者から各セルのデータを全て採取しているので,対応のあるt検定のように,対応のある分散分析(というのがあれば)をしたほうがよいかと考えました。Rを使って”対応のある分散分析”をするにはどうしたらよいでしょうか。ご教示いただけると大変ありがたいです。

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348. Re: 対応のある分散分析  青木繁伸  2003/05/06 (火) 10:16
3つ以上の対応のあるデータですか?

52 乱塊法
53 フリードマン検定(plus 多重比較)

でしょうか。説明のページを読んで適用の可否を判断してください。

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350. 対応のある分散分析  幕内充  2003/05/06 (火) 17:52
早速の御返答有難うございます。乱塊法,フリードマン検定の項を読ませていただきましたが,私の目的には合致しませんでした。私の実験は要因実験で,因子A,Bにそれぞれ2つの水準A1,A2,B1,B2があるというものです。そして,各セルのデータを全被験者から採取している,というものです。このような実験デザインで”対応のある分散分析”というのは考えられますでしょうか?ご教示頂ければ幸いです。

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351. Re: 対応のある分散分析  青木繁伸  2003/05/06 (火) 19:14
> 私の実験は要因実験で,因子A,Bにそれぞれ2つの水準A1,A2,B1,B2があるというものです。そして,各セルのデータを全被験者から採取している,というものです。このような実験デザインで”対応のある分散分析”というのは考えられますでしょうか?

あるようですよ。

田中敏,山際勇一郎著「ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法」教育出版
105ページに例の表が出ている,被検者内計画(SAB タイプ)でしょう。
実際の計算例は120〜127ページ。解釈の仕方も読む必要がある(論文記載例も書いてある)と思いますので,図書館などでご覧になるのがよろしいかと思います。
ASBはRで書いたことがありますが,嫌気がさしてそれ以上はやめました。

森敏昭,吉田寿夫著「心理学のためのデータ解析テクニカルブック」北大路書房
では,これを「二要因とも対応がある場合(RBFpqデザイン)」と呼んでいるようですね。116〜121ページ。下位検定についても書いてあるようですね。

#用語くらい統一してほしいですね。
#また,この二冊とも計算方法に数式がちゃんと書いていないので,イヤンです。
#そのため著者自身が計算方法を書き間違えているところがあったりします。

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