★ 繰り返しのない二元分散分析について ★

 47 繰り返しのない二元分散分析について  こち  2003/01/10 (金) 16:48


47. 繰り返しのない二元分散分析について  こち  2003/01/10 (金) 16:48
はじめまして。表題の件について,質問させていただきます。

生物統計学(共立出版,藤井宏一訳)に沿って勉強しているのですが,
繰り返しのない二元分散分析のところで理解できないところがありました。
ちょっと長いのですが,その箇所を引用いたします。

「…繰り返しのない二元分散分析においては,ある種の模型や検定においては,交互作用が有意でないことを仮定しなければならないといった理由がわかるであろう。もし,交互作用が存在するならば,II型では,すべての検定が可能であり,混合模型においては,固定された要因だけを残差平均平方に対して検定することができる。しかしI型,あるいは混合模型でのランダムな要因に関しては,この効果を残差項に対して検定することは,交互作用による効果が存在しないことを仮定しないかぎり適当でない。」

混合模型において,
1.なぜ,交互作用が存在するときに,固定された要因「だけ」を残差平均平方に対して検定できるのか。
2.なぜ交互作用による効果が存在しないことを仮定しないとランダムな要因を残差項に対して検定することが適当でないのか。

以上の2点が理解できません。
ご回答いただければ幸いに存じます。


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 023 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る