★ 影響要因の除去 ★

 98 影響要因の除去  松田  2001/08/22 (水) 21:05
  131 Re: 影響要因の除去  SCD  2001/08/30 (木) 11:50
  101 Re: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/23 (木) 13:32
   102 Re^2: 影響要因の除去  松田  2001/08/23 (木) 17:44
    103 Re^3: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/23 (木) 21:32
     104 Re^4: 影響要因の除去  松田  2001/08/23 (木) 21:56
      112 Re^5: 影響要因の除去  cs  2001/08/24 (金) 20:30
       113 Re^6: 影響要因の除去  松田  2001/08/24 (金) 22:24
        115 Re^7: 影響要因の除去  cs  2001/08/25 (土) 15:25
      105 Re^5: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/24 (金) 08:28
       111 Re^6: 影響要因の除去  松田  2001/08/24 (金) 20:09


98. 影響要因の除去  松田  2001/08/22 (水) 21:05
はじめまして。

下記の件に関してかなり考えてみたのですが,わからないのでどなたか知恵をお貸し下さい。

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ある被験者の屋外での歩行中の腋下体温を2分ごとに1時間記録するとします。同時に被験者周囲の外気温も記録します。

歩行開始後,体温は運動に伴い上昇,発汗による下降などと非直線的に変化しますが,その間,外気温も変化しています。

この場合に,「外気温変化」というバイアスを取り除いて,外気温が一定であると仮定した場合(例えば歩行開始時の気温に固定)の,体温変化を観察したいのですが,よい方法が見つかりませんでした。

非常にシンプルなことを質問しているような気がして恥ずかしいのですが,よろしくおねがいいたします。


------
データ例
        0分    2分    4分 ...
体温  37.2   37.3   37.6 ...
気温   24.5   24.5   24.7 ...

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131. Re: 影響要因の除去  SCD  2001/08/30 (木) 11:50
> この場合に,「外気温変化」というバイアスを取り除いて,外気温が一定であると仮定した場合(例えば歩行開始時の気温に固定)の,体温変化を観察したいのですが,よい方法が見つかりませんでした。

単純に考えてみました。
ある速度で30分間歩いたときの体温上昇量と,同じ時間にほぼ同じ道のりを同じ速度で動く台座に30分間座っている場合の体温上昇量との差が,30分の歩行運動による体温上昇量である。と考えて,数人ずつの2つのグループに無作為に分けて実験するというのはどうでしょうか。

これは与えられた命題に対する回答なので,実行はしないほうが良いと思いますが。

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101. Re: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/23 (木) 13:32
>この場合に,「外気温変化」というバイアス,,,(略)
外気温変化が何故バイアスになるか判りませんが。

仮に目的変数をXとします。
質問(1)腋下体温と外気温との間に相関を認めますか?
質問(2)変数Xと外気温との間に相関を認めますか?
もし,(1)(2)の質問にともにYesであれば,外気温は交絡因子になりますので,統計学的調整が必要となります。
そうでなければ少なくとも外気温での調整は必要ありません。

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102. Re^2: 影響要因の除去  松田  2001/08/23 (木) 17:44
回答ありがとうございます。

> 外気温変化が何故バイアスになるか判りませんが。

この研究では歩行という運動による体温変化を観察したいので(後付け的にですが),外気温変化の影響は邪魔という意味です。

説明不足でした。
例えば

時間が経つにつれ体温が上昇する(相関あり)
時間が経つにつれ気温も上昇していた(相関あり)
気温が体温にある程度影響している(相関あり)

という観察結果だった場合,つまり「外気温が交絡因子」であると認められる場合に,どのようにしたら(どのような統計学的調整法を用いたら),この 交絡因子を取り除いて,改めて各計測時点での調整済みの体温の数値を得て,表・グラフという形で表せるか,ということです。

重回帰で,体温=a*時間+b*気温+cという形にして気温を固定して各時間での体温を再計算するという方法を考えつきましたが,時間-体温が線形に相関しているわけではないので,違うだろう,と悩んでいるところです。
時間を区切ってそれぞれに曲線をあてはめた上で重回帰式を求めて調整!?

この説明でもう少し状況がお分かりになれば,またヒントを与えて下さると嬉しいです。

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103. Re^3: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/23 (木) 21:32
> 時間が経つにつれ体温が上昇する(相関あり)
> 時間が経つにつれ気温も上昇していた(相関あり)
> 気温が体温にある程度影響している(相関あり)
> という観察結果だった場合,つまり「外気温が交絡因子」であると認められる場合に,

交絡因子に対する認識に差があるように思われます。

それは兎も角,素朴な印象ですが,歩行運動による腋下体温の変化を調査する研究において,コンマ以下の外気温の変化が,統計学的調整を施さなければならない程,重要な影響を及ぼすものでしょうか?

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104. Re^4: 影響要因の除去  松田  2001/08/23 (木) 21:56
> 交絡因子に対する認識に差があるように思われます。

私は外気温変化が体温変化に部分的に関与しているという意味で交絡因子と認識していますが,どのようにお考えですか。

> それは兎も角,素朴な印象ですが,歩行運動による腋下体温の変化を調査する研究において,コンマ以下の外気温の変化が,統計学的調整を施さなければならない程,重要な影響を及ぼすものでしょうか?

勿論,室内等での調査においてコンマ以下の外気温の変化は重要ではないかもしれませんが,5度も外気温が変化すれば,観察結果「そのまま」というわけにはいかないと個人的に思うのですが。
結果的に私の技能レベルでは調整できずに「そのまま」ということになるのかも知れませんが(笑)。

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112. Re^5: 影響要因の除去  cs  2001/08/24 (金) 20:30
> > 素朴な印象ですが,歩行運動による腋下体温の変化を調査する研究において,コンマ以下の外気温の変化が,統計学的調整を施さなければならない程,重要な影響を及ぼすものでしょうか?
> コンマ以下の外気温の変化は重要ではないかもしれませんが,5度も外気温が変化すれば,観察結果「そのまま」というわけにはいかないと個人的に思うのですが。

腋下温を測定するということは,核温の変化を検討したいのだと思います。(表面)皮膚温と違い,核温は外気温の影響をそれほど強く受けないでしょう。しかし今回の実験では,生理学的には環境温度だけでなく,日内リズム,湿度,気流,輻射の影響を考慮する必要がありますね。(まさか,測定中に上着を脱いだりはしないでしょう)また,運動量および環境条件の変化が生体調節機序を介して核温に反映されるにはtime lagを当然考慮せねばならないでしょう。そうすると,望ましいのは温度環境を制御した運動負荷実験です。屋外での測定結果を統計学的に補正するのであれば,当該実験を想定した室内実験データを得ておく必要はないでしょうか。結局,統計処理以前の実験計画の問題のように思いました。

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113. Re^6: 影響要因の除去  松田  2001/08/24 (金) 22:24
> 当該実験を想定した室内実験データを得ておく必要はないでしょうか。結局,統計処理以前の実験計画の問題のように思いました。

勿論,端からこんなもので生理学的結論を導くなんてできるはずがないでしょう。上着を脱ぐ脱がない以前に,地形,歩行速度,風速等も考慮すれば,常識で考えてもあまり意味のない実験です。室内で器具を用いて運動負荷実験をすべきですよね。

あくまで,「たまたま」歩行中の体温,外気温のデータがある場合に,「後付け的研究」として外気温影響の調整をして,歩行運動の影響が「それなり」に目に見えるデータにできないか,ということです。そのあたりが伝わらなかったようで,鬱陶しいスレッドになりましたが。

そんな「無意味な」データならはじめからいじるな,といわれれば,返す言葉もありません(笑)。

親切に助言していただきありがとうございます。

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115. Re^7: 影響要因の除去  cs  2001/08/25 (土) 15:25
> 勿論,端からこんなもので生理学的結論を導くなんてできるはずがないでしょう。上着を脱ぐ脱がない以前に,地形,歩行速度,風速等も考慮すれば,常識で考えてもあまり意味のない実験です。室内で器具を用いて運動負荷実験をすべきですよね。
> あくまで,「たまたま」歩行中の体温,外気温のデータがある場合に,「後付け的研究」として外気温影響の調整をして,歩行運動の影響が「それなり」に目に見えるデータにできないか,ということです。

すでにデータがあるときに「後付的に」分析しようという趣旨を読み落としていました。歩行が体温にどのように影響するかという課題につい興味を持ちすぎてしまったようです。
安静時における常温範囲の環境温変化は表面皮膚温には大きく影響しますが,核温には体温調節機序を介したリズム的な変動として観察されること,しかし,運動負荷は核温に影響しさらに環境温度はその運動負荷の影響に大きく交絡すること,があると思います。環境温度影響を補正する際には考慮する必要があるのでしょう。
統計処理の方法と直接関係ない内容で申しわけありません。しかし,興味深い話題をどうもありがとうございました。

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105. Re^5: 影響要因の除去  sb812109  2001/08/24 (金) 08:28
GEE, GAM, LME 等を調べると解決の糸口が掴めると思います。
詳細は成書を参照下さい。

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111. Re^6: 影響要因の除去  松田  2001/08/24 (金) 20:09
> GEE, GAM, LME 等を調べると解決の糸口が掴めると思います。
> 詳細は成書を参照下さい。

なるほど。調べてみます。
痒いところに手の届く回答,どうもありがとうございました。

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