★ 一元配置分散分析での各郡のケース数 ★

 133 一元配置分散分析での各郡のケース数  ゆい  2001/06/29 (金) 12:42
  136 Re: 一元配置分散分析での各群のケース数  青木繁伸  2001/06/29 (金) 14:35
   139 Re^2: 一元配置分散分析での各群のケース数  ゆい  2001/06/29 (金) 15:20


133. 一元配置分散分析での各郡のケース数  ゆい  2001/06/29 (金) 12:42
はじめまして。

4群の平均値の違いについて分析するために,一元配置分散分析をしようと思っていますが,現在手元にあるデータは,4群の各ケース数が20,30,50,100とかなりバラバラになっています。ふつうテキストなどを見ると,こういう場合,全ての群のケース数が50というように,各郡でケース数の揃っているデータを使用していますが,私の例のように各群のケース数がかなり異なるような場合でも,同じように一元配置分散分析を行ってよいものでしょうか?
また,行ってもよいとして,その場合に留意しておくべき点(検出力が下がる,とか)などはあるでしょうか?

よろしくお願いします。

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136. Re: 一元配置分散分析での各群のケース数  青木繁伸  2001/06/29 (金) 14:35
> 各群のケース数がかなり異なるような場合でも,同じように一元配置分散分析を行ってよいものでしょうか?

なんら,差し支えありません。
ただ,極端に異なる場合には頑健性に問題があるかもしれません。

> また,行ってもよいとして,その場合に留意しておくべき点(検出力が下がる,とか)などはあるでしょうか?

検出力の点で言えば,実験デザインの時点で考慮しておくのは意義があることです。
例題などに各群の例数が等しいものが多いのは,「もし,全例数が限られているなら,各群に例数を均等に割り当てた方が検出力は最も高くなる。逆に,各群の例数が不均等だと全例数が同じでも検出力は低くなる。」ということがあるからです。

ですから,データが集まった時点では,「そのまま分析するしかない」ということになってしまいます。

また,群分けが実験の後に決まる(ある変数によって群分けする)ような場合には,「各群の例数は(普通は)均等になるわけがない」ので,「そのまま分析すればよい」ということです。

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139. Re^2: 一元配置分散分析での各群のケース数  ゆい  2001/06/29 (金) 15:20
> ですから,データが集まった時点では,「そのまま分析するしかない」ということになってしまいます。
>
> また,群分けが実験の後に決まる(ある変数によって群分けする)ような場合には,「各群の例数は(普通は)均等になるわけがない」ので,「そのまま分析すればよい」ということです。

丁寧なご説明,ありがとうございました。とても参考になりました。
ケース数の違いが気になっていてちょっと迷ってたんですが,これで心置きなく前に進めそうです。(もちろん,結論の出し方は慎重に行おうと思っています。)

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