★ 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが… ★

 64 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  いなっちょ  2001/06/07 (木) 18:25
  65 Re: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  名無しさん  2001/06/07 (木) 18:30
   66 Re^2: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  いなっちょ  2001/06/07 (木) 22:17
    71 Re^3: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  DISIR  2001/06/08 (金) 18:10


64. 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  いなっちょ  2001/06/07 (木) 18:25
薬AとBを20名ずつに,2週間投与したとします。
結果,下記のように,ある生理的な指標が変化しました。
--------------------------------
      | 投与前 | 2週間後 |
--------------------------------
薬A(20名) |  9.8   |  50.5   |
--------------------------------
薬B(20名) | 10.1   |  72.3   |
--------------------------------
投与前の薬A群とB群,2週間後の薬A群とB群それぞれで等分散性が言える場合薬Bの方が生理指標を増加させる傾向があるように思えます。「統計的」にそのことを検定する手法はあるのでしょうか?ちなみに,2元配置分散分析では薬の要因は有意になりませんでした。

     [このページのトップへ]


65. Re: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  名無しさん  2001/06/07 (木) 18:30
> 2元配置分散分析では薬の要因は有意になりませんでした。

どうやったら二元配置分散分析できるのでしょうか?私にはわかりません。

各被験者において,「投与後成績-投与前成績」を求め(要するに変化量),A群とB群で変化量の平均値の差についてt検定するというのがいいのでは?

     [このページのトップへ]


66. Re^2: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  いなっちょ  2001/06/07 (木) 22:17
> > 2元配置分散分析では
> > 薬の要因は有意になりませんでした。
>
> どうやったら二元配置分散分析できるのでしょうか?私にはわかりません。
>
> 各被験者において,「投与後成績-投与前成績」を求め(要するに変化量),A群とB群で変化量の平均値の差についてt検定するというのがいいのでは?

早速の回答をありがとうございます。分散分析のことでご意見をいただきちょっと不安になりましたので,ついでといってはなんですが,ご教示下さい。
前回出しました表に入っている4つの数値は20名ずつの平均値です(ずらずら書くわけにもいかないので…)。
生理指標値を左右する要因として,「薬」と「時間」の2要因を考えました。
繰り返し数は20になるかと思います。
繰り返しのある2元配置分散分析を行い,薬の要因が有意にならないだろうかと考えました。考え方に間違いがあるでしょうか?統計に詳しい人が周りにいませんので,よろしくお願いします。

     [このページのトップへ]


71. Re^3: 増加(or減少)傾向の差を検定したいのですが…  DISIR  2001/06/08 (金) 18:10
> > > 2元配置分散分析では
> > > 薬の要因は有意になりませんでした。
> 生理指標値を左右する要因として,「薬」と「時間」の2要因を考えました。
> 繰り返し数は20になるかと思います。
> 繰り返しのある2元配置分散分析を行い,薬の要因が有意にならないだろうかと考えました。考え方に間違いがあるでしょうか?統計に詳しい人が周りにいませんので,よろしくお願いします。
時点2水準で実施するのはお目にかかったことはないように思いますが,経時データの分散分析ですから,薬物,時間を因子とする2元配置分散分析という呼び方で良いと思います。ただし,同じ動物で測定しているので評価は薬物に対する分割法として処理しなければいけないかと思います。時点間変動と時点×薬剤交互作用は個体内誤差でF値を算出するということです。
なお,2時点だと,多くの場合は,通常は,(1)前後差(or比)をとるか,(2)前値を共変量とするかして2群比較するというのがよく使われる手法かと思います。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 014 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る