★ 反復測定による分散分析 ★

 316 反復測定による分散分析  一市民  2001/05/03 (木) 22:51
  318 Re: 反復測定による分散分析  上田太一郎  2001/05/05 (土) 09:01
   333 Re^2: 反復測定による分散分析  一市民  2001/05/10 (木) 07:32


316. 反復測定による分散分析  一市民  2001/05/03 (木) 22:51
「分散分析のはなし 石村貞夫著」の25ページにある,
反復測定による分散分析の説明でわからないところがあります。

「対応がついている」とは「測定データが水準間で独立ではない」という意味でしょうか?

私はそう解釈したので,以下のように考えましたが,間違っていないでしょうか?
薬を投与してから1分後の心拍数(2回目の計測)は, 薬の投与前の心拍数(1回目の計測)の影響を受けている。
同様に,薬を投与してから10分後に計測した心拍数(4回目の計測)は その5分前の心拍数(3回目の計測)の影響を受けている。
つまり薬物投与という水準間の測定データは独立ではない。
だから,一元配置の分散分析ではなく, 反復測定による分散分析を行わなければならない。

特定の書籍の質問で申し訳ありませんが,よろしくお願いします。

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318. Re: 反復測定による分散分析  上田太一郎  2001/05/05 (土) 09:01
> 「分散分析のはなし 石村貞夫著」の25ページにある,
> 反復測定による分散分析の説明でわからないところがあります。
>
> 「対応がついている」とは「測定データが水準間で独立ではない」という意味でしょうか?
対応がないときはt検定,対応があるときは,対応があるときのt検定,あるいは2元配置データの分散分析です。
手元に本がありませんので,「対応がついている」を推測しました。間違っていたらごめんなさい。

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333. Re^2: 反復測定による分散分析  一市民  2001/05/10 (木) 07:32
ご返事,ありがとうございます。

つまり,「対応している」というのは「独立でない」という意味ではないんですね。
ということは・・・
「対応のないt検定」とは「独立2群の検定」の一つ
と言うのは,不適切な表現ですよね。
なぜなら,「対応のあるt検定」は「独立でない2群の検定」の一つ
という意味になってしまいますから。

「バイオサイエンスの統計学」の中では,
対応のないt検定は「独立2群の検定」の一つとして紹介されていて,
対応のあるt検定は「関連2群の検定」の一つとして紹介されています。
(また特定の書籍の話で申し訳ありません)

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