★ 独立な2つのデータの商の分散値 ★

 130 独立な2つのデータの商の分散値  宮ノ入洋平  2000/11/20 (月) 19:45
  135 Re: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 02:12
   139 Re^2: 独立な2つのデータの商の分散値  DISIR  2000/11/21 (火) 09:52
    144 Re^3: 独立な2つのデータの商の分散値  NLM  2000/11/21 (火) 15:25
     152 Re^4: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 19:01
      153 Re^5: 独立な2つのデータの商の分散値  nobody  2000/11/21 (火) 21:13
       157 Re^6: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 22:16
     145 Re^4: 独立な2つのデータの商の分散値  nobody  2000/11/21 (火) 15:54
  132 Re: 独立な2つのデータの商の分散値  マンボウ  2000/11/21 (火) 00:04


130. 独立な2つのデータの商の分散値  宮ノ入洋平  2000/11/20 (月) 19:45
はじめまして。
横浜国立大学の宮ノ入と申します。
初歩的な質問かと思われますが,どなたかアドバイスをお願いいたします。

2つの独立なデータX,Yがあります。
X,Yそれぞれについて分散値を算出しました。
このときX/Yの分散値はどのようにして求めればいいのでしょうか?
xとyの和でしたらわかるのですが・・・

申し訳ありませんがアドバイスをお願いいたします。

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135. Re: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 02:12
> 2つの独立なデータX,Yがあります。
> X,Yそれぞれについて分散値を算出しました。
> このときX/Yの分散値はどのようにして求めればいいのでしょうか?

そのX,Yが正規分布に従うと仮定すると,X/Yの母平均も母分散も無限大に発散します。Y=0のケースを含むからです。

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139. Re^2: 独立な2つのデータの商の分散値  DISIR  2000/11/21 (火) 09:52
> そのX,Yが正規分布に従うと仮定すると,X/Yの母平均も母分散も無限大に発散し> ます。Y=0のケースを含むからです。
最近自分の手で計算しないので,数学を忘れてしまったのであやふやなのですが,和と差は分散の和,積と商は標準化した分散の和ではなかったでしたっけ?
すごく自信がないので,書き込むのが怖いのですが。。。

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144. Re^3: 独立な2つのデータの商の分散値  NLM  2000/11/21 (火) 15:25
もとのX,Yの分布にもよりますが
1. 対数をとる
2. デルタ法やフェラーの式
3. 確率変数の変数変換の式で分布自体を書きなおす
これらではどうでしょうか。

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152. Re^4: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 19:01
> もとのX,Yの分布にもよりますが
> 1. 対数をとる
> 2. デルタ法やフェラーの式
> 3. 確率変数の変数変換の式で分布自体を書きなおす
> これらではどうでしょうか。

式を得るのが面倒そうなときはブートストラップにしちゃえっていうのが私の流儀。
データ数があまり少ないと使えませんが,データの分布型などを仮定しなくて済むので簡単です。

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153. Re^5: 独立な2つのデータの商の分散値  nobody  2000/11/21 (火) 21:13
> 式を得るのが面倒そうなときはブートストラップにしちゃえっていうのが私の流儀。

原質問は,解析的な答えを期待しているのだと理解していたのだが。

非解析的に求めるとしても,今回の場合なら,1万個くらいの(x,y)データを作成してそれからu=ax+b,v=cy+d を作るとして,a,b,c,d を数種類設定してそのたびにuvの分散を計算して,a,b,c,dからuvの分散を予測する予測式でも探索する方が面白そう。標準正規分布に従うデータ(r_{xy}=0)において,a=cで,b,d を大きくしておき正のデータしか得られないようにしておくと,a(c)の二次の項が関係しそうかなというところまでやったが,ばかばかしくなってやめた。

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157. Re^6: 独立な2つのデータの商の分散値  ひの  2000/11/21 (火) 22:16
> 原質問は,解析的な答えを期待しているのだと理解していたのだが。

解析的に求めるには分布関数を仮定しなければなりません。正規分布を仮定すれば求まらないことは既に書きました。その他の分布関数を仮定するにしても,Y=0が含まれる場合には必ず発散します。対数を取るとかどこかで打ち切りにするとかの処理が必要です。打ち切り処理するような近似計算式を考案するより,どうせ近似ならブートストラップで済ませるのが簡単というのが私の考えです。

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145. Re^4: 独立な2つのデータの商の分散値  nobody  2000/11/21 (火) 15:54
> もとのX,Yの分布にもよりますが
> 1. 対数をとる
> 2. デルタ法やフェラーの式
> 3. 確率変数の変数変換の式で分布自体を書きなおす
> これらではどうでしょうか。

で,結局はどうなるんですか。

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132. Re: 独立な2つのデータの商の分散値  マンボウ  2000/11/21 (火) 00:04
ずっと前に,「積の確率分布・分散」について質問がありましたが,答える人は誰もいませんでしたね。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc004/289.html

いや,ただそれだけのコメントですが。
(そのような確率変数は無用(不要)ということか,単に統計学者が興味を持たないだけなのか)

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