「統計学関連なんでもあり」の過去ログ---007

★ 比率の比較について ★

　284　比率の比較について　　ブライアン　　2000/05/09 (火) 14:18
　　289　Re: 比率の比較について　　マンボウ　　2000/05/09 (火) 22:56
　　　292　Re^2: 比率の比較について　　ブライアン　　2000/05/10 (水) 09:03
　　　　298　Re^3: 比率の比較について　　マンボウ　　2000/05/11 (木) 00:29
　　　　　300　Re^4: 比率の比較について　　出口慎二　　2000/05/11 (木) 12:35

284.　比率の比較について　　ブライアン　　2000/05/09 (火) 14:18

歯学の研究をしているものです。
現在，欠損補綴（腫瘍などで上顎骨，下顎骨，舌などを切除した後に口腔機能を維持させるための入れ歯）の研究をしています。
上顎骨，下顎骨，舌の切除に対し顎補綴を行った患者がそれぞれ32，16，13名です。
これらの患者に以下のアンケートを行いました。
「摂食，審美，会話の重要性を数字（%）で答えて下さい。」
例えば，摂食60%，審美30%，会話10%などの回答が得られます。
このとき，上顎欠損の患者では「摂食」が有意に大きな割合を占める，とか，下顎欠損の患者では「会話」が有意に大きな割合を占める，といった表現が統計手法を用いて表せると思います。カイ二乗検定のようなものを用いるのでしょうが，具体的にどうすればよいか分かりません。
また，この場合は，上顎，下顎，舌欠損をそれぞれ独立して考えていますが，できれば，上顎，下顎，舌欠損における摂食，審美，会話の割合の比較もしたいと思っています。
どなたか，教えて頂ければさいわいです。

　　　　　[このページのトップへ]

289.　Re: 比率の比較について　　マンボウ　　2000/05/09 (火) 22:56

> これらの患者に以下のアンケートを行いました。
> 「摂食，審美，会話の重要性を数字（%）で答えて下さい。」
> 例えば，摂食60%，審美30%，会話10%などの回答が得られます。

合計して100パーセントになるよう二という指示をしてデータを採ったのですか?

とはいっても，だからといって分析方法に心当たりがあるわけではないのですけど。

　　　　　[このページのトップへ]

292.　Re^2: 比率の比較について　　ブライアン　　2000/05/10 (水) 09:03

> 合計して100パーセントになるようにという指示をしてデータを採ったのですか?

とりあえず最小限の説明を，と思い，途中を省略しました。
具体的には，まず摂食，審美，会話の順位を書いてもらって，その後にパイチャート（円グラフのようなもの）を用いてそれぞれの割合を線で分割してもらいました。
そして例えば，摂食の占める角度が180°であれば180/360*100=50（%）という算出を行いました。
ということで，全部で合計して360°（100パーセント）になるように指示してデータを採りました。

　　　　　[このページのトップへ]

298.　Re^3: 比率の比較について　　マンボウ　　2000/05/11 (木) 00:29

質問の回答ではなくて恐縮です。

> ということで，全部で合計して360°（100パーセント）になるように指示してデータを採りました。

相対的な量の把握と，絶対的な量の把握というのはかなり違いますね。

3つの対象に対する　*絶*対*的*　な陳述が
30, 20,50
という人と
300,200,500
という人がいたとき，
*相*対*評*価*　ではいずれも
30%，20%，50%
ということになりますよね。

　　　　　[このページのトップへ]

300.　Re^4: 比率の比較について　　出口慎二　　2000/05/11 (木) 12:35

> 質問の回答ではなくて恐縮です。
>
>
> > ということで，全部で合計して360°（100パーセント）になるように指示してデータを採りました。
>
> 相対的な量の把握と，絶対的な量の把握というのはかなり違いますね。
>
> 3つの対象に対する　*絶*対*的*　な陳述が
> 30, 20,50
> という人と
> 300,200,500
> という人がいたとき，
> *相*対*評*価*　ではいずれも
> 30%，20%，50%
> ということになりますよね。

そして，この3つの評価が，互いに従属だと言う点.独立に評点を得て，比率を出すのとは違ってくるわけですよね.

定和配分によって測定されたデータの処理の例って，私自身関心があるのですが，どなたかご存知ないでしょうか.参照可能な実例をご存知の方，教えて下さい.

私も回答ではなくて申し訳ありません.

　　　　　[このページのトップへ]