★ 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 ★
199 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/17 (月) 12:27
218 Re: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 paatje 2000/04/21 (金) 18:50
229 Re^2: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/25 (火) 15:01
232 Re^3: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 マンボウ 2000/04/26 (水) 01:21
236 Re^4: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/26 (水) 13:32
201 Re: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/17 (月) 12:43
199. 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/17 (月) 12:27 |
電話アンケート会社でバイトしてます。
電話をかけると,実際の人口比に比べて,出る人たちの割合が異なります。例えば男女比では3:7くらい。しかし,最終結果は人口構成比にあったものを求められます。
ここで,会社で問題になっているのが,最初に特定条件の人たちがいっぱいになると(白人で女性はすぐにいっぱいになる),その後の電話は,まだ回答が出ていない分類(例えば黒人男性)を探すために電話をかけつづけなければならない,ということです。これを,かけ方を変えることで,全体にかける数を減らせないか,ということです。
例えば最初は黒人を優先して一定の割合で白人はお断りし,ある程度の人数が溜まったら,白人も受け付けるようにする,などとしたら,単純にかけつづけたときに比べて電話をかける回数が変化するかどうかと聞かれました。
確率・統計について無知なので,そのようにかけ方を変える事によって電話をかける総数が減らせるのか,またどのようにかける割合を変更していけば効率的なのか想像がつきません。どのようなところから手をつけるべきか,また勉強すべきポインタを教えていただけると幸いです。
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218. Re: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 paatje 2000/04/21 (金) 18:50 |
素人考えで申し訳ないのですが,後のやり方でも例えば,黒人男性について必要なサンプル数が得られるまで電話をかけ続けなければならないため,白人女性について断った分だけ,結局手間になりませんか?
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229. Re^2: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/25 (火) 15:01 |
> 後のやり方でも例えば,黒人男性について必要なサンプル数が得られるまで電話をかけ続けなければならないため,白人女性について断った分だけ,結局手間になりませんか?
実は私も純粋に確率で割るとそうじゃないかと思ってました。しかし,現場の人たちによると,特定条件,しかも厳しいものを探しつづけるのは明らかに手間がかかる,と強く主張しているんです。ちょっと原因を調査中なのですがそうなっているときに効率が落ちているのは事実なんです。
「かかる」「かからない」という割合よりも「なかなか掛からないから今掛けなくってもおなじじゃない」と電話インタビュアーの気分の問題が悪化していてデータの完成率が落ちているような気もします。このようなやる気の問題に関している OR とかはないでしょうか。もちろん,それ以外の解決策でもかまいません。 |
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232. Re^3: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 マンボウ 2000/04/26 (水) 01:21 |
シミュレーション実験してみるというのはいかがですか?
シミュレーションなら,条件をいろいろ変えてみたり,何回も繰り返し実験したりできるだろうから。
シミュレーションするときには,条件をいろいろ明確に決定しないといけないので,その時点で自分たちが見逃していたことに気づくということもままありそうです。
シミュレーションの結果を「コンピュータで仮想的に行った結果など,誰が信じるか!!」などという現場責任者がいたら,彼らを実験材料にして,実際にいくつかの条件下で実際に調査を行って,最良の調査技法を確立して差し上げるのが一番説得力がありそうです(^_^;)。
「経験的にそうなんだ」とか,客観的根拠に基づかずにのたまう責任者に対しては,「実際のデータを示してください」と……冷たく言い放つ(^_^;) |
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236. Re^4: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/26 (水) 13:32 |
そうですね。シミュレート,やってみようかと思います。
私の乏しい知識では確率が一定ならどんなかけかたしようと必要なアンケート総数は変わらない気もするんですが,現場の人たちは掛け方を変えると終了する時間が違う,と経験的に考えているようです。
出現確率の低いものを相手にしていると,アンケート担当者の士気が低下してしまい時間が長くかかるのか,それとも西海岸と東海岸の方の人口比が違うためにかけつづけているとより出現割合が変化するのか,それとも本当に終了時間が変わるのか,は興味深い問題ではあるので,もうちょっと色々やってみます。
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201. Re: 電話アンケートの必要回数の予測,および最適なかけ方の見つけ方 小松 2000/04/17 (月) 12:43 |
文字制限にひっかって随分はしょったのでもう少し補足します。
実際によく問題になる条件はこんな感じです。
求められる割合 実際に電話に出る割合
男:女 5:5 7:3
白人:黒人:その他 8:2:0.5 9:1:0.1
年齢 条件次第 老人が出る割合が高い
支持政党 条件次第
収入 条件次第 低収入者の割合が高い
地域 条件次第 格値に重大な影響を与える
地域は電話を掛けられる時刻に影響するので扱いが難しいです。
このように電話に出てくれる人たちと,欲しいデータ数が一致しないためどのような戦略を立てて電話を掛けたら一番無駄なく目的を達成できるか私の乏しい知識では想像がつきません。どのような分野を勉強したらよいのかお教え願えると幸いです。 |
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