★ データを変換することの妥当性は ★
273 データを変換することの妥当性は kinnui 2000/02/05 (土) 13:13
275 Re: データを変換することの妥当性は ひの 2000/02/05 (土) 18:17
309 Re^2: データを変換することの妥当性は kinnui 2000/02/06 (日) 11:58
273. データを変換することの妥当性は kinnui 2000/02/05 (土) 13:13 |
みなさん こんにちは。
非常に初歩的なことで恐縮ですが教えていただけないでしょうか。
t検定等,統計ではデータ分布の正規性を前提としていると認識しています。(そうでないものもありますが)
ではデータ自体が正規分布していないケースではどうするのか調べました。調べた範囲ではノンパラメトリックな手法を使うか,データに正規性をもたせるように変換するということが分かりました。
ここで,データを変換するという手法について疑問があるのですが悪い表現を使うと「都合の良いように改ざんしている」と思ってしまいます。もちろん専門家の方がそのような事をしているとは考えていませんが変換させたデータに対して行った統計的な判断は元のデータに対してどの程度あてはまるのでしょうか。 |
[このページのトップへ]
275. Re: データを変換することの妥当性は ひの 2000/02/05 (土) 18:17 |
> 変換させたデータに対して行った統計的な判断は元のデータに対してどの程度あてはまるのでしょうか。
変換の種類にもよるので一般論として述べるのは困難です。
たとえば,対数変換を行ってから算術平均の差の検定を行った場合,元のデータに対しては幾何平均の差の検定を行ったことになるというような違いが生じます。同様のことはノンパラメトリック検定でも起こることがあります。たとえばよくt検定の代わりに使われるU検定では,平均値の差ではなくて「位置の差」しか検定していない,とか。
そういう微妙なすりかえが問題になるかどうかは,扱っているデータの性質に依存しますから,適否は個別に判断するしかないでしょう。
|
[このページのトップへ]
309. Re^2: データを変換することの妥当性は kinnui 2000/02/06 (日) 11:58 |
> そういう微妙なすりかえが問題になるかどうかは,扱っているデータの性質に依存しますから,適否は個別に判断するしかないでしょう。
具体的な事例で再度おたずねすることにします。
ありがとうございます。
|
[このページのトップへ]
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 006 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る