★ コクラン・アーミテージについて教えてください。 ★
2 コクラン・アーミテージについて教えてください。 まえまえ 1999/12/22 (水) 00:32
6 Re: コクラン・アーミテージについて教えてください。 青木繁伸 1999/12/22 (水) 11:03
7 Re^2: コクラン・アーミテージについて教えてください。 青木繁伸 1999/12/22 (水) 11:06
5 Re: コクラン・アーミテージについて教えてください。 masaya 1999/12/22 (水) 00:51
2. コクラン・アーミテージについて教えてください。 まえまえ 1999/12/22 (水) 00:32 |
はじめまして。今,論文投稿するための準備をしています。
私の研究は,顔の曲がり具合と顎関節症(あごの病気)の関係について統計調査です。
顔の曲がり具合で5段階(1度〜5度,数値が大きくなるに連れ重度)に分類し,それぞれの群の顎関節症所有者の割合を求めました。
その結果,顔の曲がり具合が重度になるにつれて,顎関節症所有者の割合が増加するという結果がでました。
その有意性を検定したく,コクラン・アーミテージを用い,統計処理を行った結果,
要因 カイ二乗値 自由度 有意確率
合計(非一様性) 13.79128 4 0.00799
のような結果がでました。この結果から,有意に顔の曲がり具合が重度になるにつれて,顎関節症所有者の割合が増加するということを言ってもいいのでしょうか。
この場合,コクラン・アーミテージを用いて統計処理を行ってもよかったかどうか,また別に正しい統計処理方法があったら,教えてください。
統計については,ほとんど勉強不足で,申し訳ありませんが,宜しくお願いします。もし,何か良い参考書等ありましたら,教えてください。
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6. Re: コクラン・アーミテージについて教えてください。 青木繁伸 1999/12/22 (水) 11:03 |
> 顔の曲がり具合で5段階(1度〜5度,数値が大きくなるに連れ重度)に分類し,それぞれの群の顎関節症所有者の割合を求めました。
> その結果,顔の曲がり具合が重度になるにつれて,顎関節症所有者の割合が増加するという結果がでました。
> その有意性を検定したく,コクラン・アーミテージを用い,
> この場合,コクラン・アーミテージを用いて統計処理を行ってもよかったかどうか,また別に正しい統計処理方法があったら,教えてください。
コクラン・アーミテージ検定では,群の分類基準(独立変数)が間隔尺度以上でないといけません。
五段階評価のもとが間隔尺度以上の客観的な測定値であるならば上の条件を満たしているでしょうが,総合評価的なものだと問題があるでしょう。
もう一つ。コクラン・アーミテージ検定は各群の比率が「結果」で群を表す独立変数が「原因」です。私は素人ですからわかりませんが,「顎関節症が原因で,顔のゆがみが結果」ではないでしょうか。原因と結果を対称的に扱ってよいかどうか,ちょっと疑問の残るところです。
検定方法の候補は次の発言へ…
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7. Re^2: コクラン・アーミテージについて教えてください。 青木繁伸 1999/12/22 (水) 11:06 |
顔のゆがみ五段階評価と顎関節症の有無で,5×2分割表の検定になりますね。
顔のゆがみの程度は少なくとも順序尺度ですので,顎関節症のあり・なしで顔のゆがみの程度に差があるかどうかのマン・ホイットニーのU検定が一番いいかな?
単に顎関節症の有無だけではなくて,顎関節症の重症度も五段階評価されていたりすると,順位相関係数とか累積カイ二乗検定とか(両方のカテゴリーに順序関係がある場合)ということになると思います。 |
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5. Re: コクラン・アーミテージについて教えてください。 masaya 1999/12/22 (水) 00:51 |
鈴木と申します。
データの評価はどのようなグラフから評価したのですか?
どうして検定結果を見る前に判断できたのかのかが文面だけですと理解できません。
この例のように,1つのFactorに相関を調べるためにはそれなりの根拠が必要なのですが,もしこれをしてないとなるとどのような相関関係があるかどうかはわかりませんね。
Cochran-Armitageの検定でいいかはこれだけでは言うことはできません。
相関関係を教えていただければどのような検定があるかは紹介することはできます。
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