★ 被験者内要因分散分析の多重比較 ★

 193 Re: 被験者内要因分散分析の多重比較の方法教えて下さい  堀 啓造  1999/07/12 (月) 02:58
  198 Re^2: アンケート回答2  ありす  1999/07/12 (月) 12:55
   205 Re^3: アンケート回答2  堀 啓造  1999/07/12 (月) 19:31
  197 Re^2: アンケートにお答えします。  ありす  1999/07/12 (月) 12:51
   206 Re: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/12 (月) 19:53
    221 Re^2: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/15 (木) 05:18
     223 Re^3: 被験者内要因分散分析の多重比較(spss)  堀 啓造  1999/07/15 (木) 06:26
      224 Re^4: 被験者内要因分散分析の多重比較(spss)  堀 啓造  1999/07/15 (木) 06:59
     222 Re^3: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/15 (木) 05:22
  194 Re^2: 被験者内要因分散分析の多重比較の方法教えて下さい  勉強中  1999/07/12 (月) 07:27
   195 この掲示板の運営方針  管理人  1999/07/12 (月) 11:21
 196 ご迷惑をおかけしました。  ありす  1999/07/12 (月) 11:59
  200 Re: ご迷惑をおかけしました。  管理人  1999/07/12 (月) 14:13
  199 Re: ご迷惑をおかけしました。  堀 啓造  1999/07/12 (月) 14:05


193. Re: 被験者内要因分散分析の多重比較の方法教えて下さい  堀 啓造  1999/07/12 (月) 02:58
>  学校の心理学実験レポートで,SASでデータ分析しています。

例によって課題ですね。

> 有意差がでてても,被験者内要因ではTUKEYが使えなので,自分で計算するか,REPEATEDステートメントを用いない方法で実行する。とあったのですが,どうしても,わかりません。

それで,アンケートを採りたいと思います。以下の質問に答えてください。
(1)授業で,処理の仕方について何か説明はあったのでしょうか?
(2)授業ではテキストや参考文献をあげていますか? 
  (b)もしあればそこには説明がありませんか?
(3)自分で本を調べましたか?
(4)インターネットを検索してみましたか?
(5)ここで聞くのと友達に聞くのと,指導者に聞くのとどう違うとおもいますか?また,誰に尋ねるのがいいでしょう。
(6)大学にお金を払っていると思いますが,なぜお金を払っているのでしょう?これは興味本位です。

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198. Re^2: アンケート回答2  ありす  1999/07/12 (月) 12:55
アンケート回答

 > (5)ここで聞くのと友達に聞くのと,指導者に聞くのとどう違うとおもいますか?また,誰に尋ねるのがいいでしょう。
友達に聞いてもそこまでやろうと試みているひとはいなかたので,今回は聞きませんでしたが,聞きます。日曜日じゃなかったら,当然指導者に聞きます。ここで,聞こうと思ったのは苦肉の策で,本来ならば聞きません。

> (6)大学にお金を払っていると思いますが,なぜお金を払っているのでしょう?これは興味本位です。
よく,意図が理解できませんが,私は,勉強したくて会社をやめて大学に通っています。ボーナスもらう分,授業料払っています。どんな答えがお望みでしょう?

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205. Re^3: アンケート回答2  堀 啓造  1999/07/12 (月) 19:31
> アンケート回答
>
>  > (5)ここで聞くのと友達に聞くのと,指導者に聞くのとどう違うとおもいますか?また,誰に尋ねるのがいいでしょう。
> 友達に聞いてもそこまでやろうと試みているひとはいなかたので,今回は聞きませんでしたが,聞きます。日曜日じゃなかったら,当然指導者に聞きます。ここで,聞こうと思ったのは苦肉の策で,本来ならば聞きません。

この件は大学の課題だと思ったのでこういう質問をしました。課題であっても発展系であっても正解は指導者(心理実験なので教員が直接の指導者とは限らない)。もっとも発展系ならどこでもいいですが。
基本的には(6)にあるように大学には授業料を払っているのですから,教員に質問をどんどんしたらいいのです。 e-mailもあるだろうし。
これが(6)に対する想定回答です。インターラクションがないなら本だけでも学ぶことができます。わからないところがあるなら本を調べるか教員に聞くのが最初です。今回の場合,本を調べてみたのだから,聞いてみればいいのです。
そうすれば参考書なども教えてくれるでしょう。

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197. Re^2: アンケートにお答えします。  ありす  1999/07/12 (月) 12:51
アンケートの回答
> (1)授業で,処理の仕方について何か説明はあったのでしょうか?

> (2)授業ではテキストや参考文献をあげていますか? 
>   (b)もしあればそこには説明がありませんか?
> (3)自分で本を調べましたか?

今回の課題では,分散分析あとの多重比較までは,私達のレベルでは難しいのでしなくてよいことになっていたのを,ちょっと自分で興味をもってしまいして見ようと思っただけです。もちろん自分で本は調べましたが家にあるのでは全然ダメでした。
日曜日で学校の図書館は閉館していたので,限界でした。

> (4)インターネットを検索してみましたか?
まだ,初心者で,検索の仕方が上手くないのですが,ここを見つけたので投稿してみ
ました。

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206. Re: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/12 (月) 19:53

> > (4)インターネットを検索してみましたか?

反復測定(測度)分散分析/基礎と応用(千野直仁@愛知学院大学)
http://www.aichi-gakuin.ac.jp/%7Echino/anova/preface.shtml
にあります。SASプログラムもあるのでいいでしょう。

そのほかについても私のところでリンクしています。
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/statedu.html#bunsan
ここでは最後の#bunsan は無視されるので,ジャンプ後「実験計画法・分散分析 」のところをクリックしてください。

まあ,この手の問題はかなりしんどい問題を含んでいます。SPSSはver 9から反復測定の場合もサポートしたといってます。
まだ使ったことないけど。

SPSSとSASはこの問題について基本スタンスが違ってます。正解が一つにはならないと思ってください。

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221. Re^2: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/15 (木) 05:18
本では
岩原信九郎(1965).『教育と心理のための推計学』日本文化科学社
森・吉田編著(1990).『心理学のためのデータ解析テクニカルブック』北大路書房
田中・山際(1989).『ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法』教育出版

そもそも球形(球状性)仮定についてのチェックもいれない,手計算時代のものです。多くの場合,球面性が破られているので,これらの検定は間違ったものである可能性が高いです。
もしこの仮定を満たしていなければ,検定結果は有意になりやすいことになります。

さらに多重比較で,これらの本は球形仮定を満たした場合の検定法を使っているので,この仮定を満たしていない場合にはダメです。

SPSSでは少なくともrelease 8までは,Bonferroni法によるp値の調整をした個々のt検定をしています。

千野直仁さんのホームページ
http://www.aichi-gakuin.ac.jp/%7Echino/anova/contents.html
http://www.aichi-gakuin.ac.jp/%7Echino/anova/chapter1/sec1-5-4.html
 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/%7Echino/anova/chapter1/sec1-5-5.html
ではScheffe方式がとられてますね。

心理学ではよくでてくるものですが,昔とは大きく変わってきている領域です。

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223. Re^3: 被験者内要因分散分析の多重比較(spss)  堀 啓造  1999/07/15 (木) 06:26
> SPSSでは少なくともrelease 8までは,Bonferroni法によるp値の調整をした個々のt検定をしています。

SPSS release 9.0jでも走らせてみました。
なるほど便利になってます。

8.0 だと自分で調整してやる必要があった。
GLM
  a1 a2 a3 a4
  /WSFACTOR = 因子1 4 Polynomial
  /METHOD = SSTYPE(3)
  /EMMEANS = TABLES(因子1)COMPARE
  /CRITERIA = ALPHA(.0083333)
  /WSDESIGN
  /DESIGN .
/CRITERIA = ALPHA(.0083333)のところで,自分で .05/6 という計算をしていたのです。

それが,
GLM
  a1 a2 a3 a4
  /WSFACTOR = 因子1 4 Polynomial
  /METHOD = SSTYPE(3)
  /EMMEANS = TABLES(因子1) COMPARE ADJ(BONFERRONI)
  /CRITERIA = ALPHA(.05)
  /WSDESIGN = 因子1 .
というかたちで,EMMEANS = のオプションにADJ(BONFERRONI)を加えればいいようになっている。

出力も球面性の仮定を破っている場合の自由度調整の結果をそのまま見えるように出力するようになってます。
以前がおかしかったのだけど,まあ地道に改善してます。

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224. Re^4: 被験者内要因分散分析の多重比較(spss)  堀 啓造  1999/07/15 (木) 06:59
> SPSS release 9.0jでも走らせてみました。
> なるほど便利になってます。

> というかたちで,EMMEANS = のオプションにADJ(BONFERRONI)を加えればいいようになっている。

フォローしておくと,
ADJにはLSD, BONFERRONI, SIDAK の3つのオプションがあります。

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222. Re^3: 被験者内要因分散分析の多重比較  堀 啓造  1999/07/15 (木) 05:22
> 心理学ではよくでてくるものですが,昔とは大きく変わってきている領域です。

前に書いたように多重比較の前の1元の検定でさえ次のようにいろいろです。
1.Mixed
2.MANOVA (千野さんの指摘では正しい言い方はGMANOVA)
3.球形仮定をチェックしたあと4または自由度調整
4.上の本にでているもの(コメント先)

それぞれ,長所・短所があり,どういうときに利用するかについてもいくつかの示唆がでています。

1はまだ開拓途中と考えた方がいいかもしれません。SASでしか処理できないし。

繁桝ほか編著『Q&Aで知る統計データ解析』サイエンス社
では,多重比較の部分はないですが,千野さんが解説を書いています。ホームページとほぼ同じようなことを書いています。
Mixed については,メーリングリストにfprのほうに少し解説があります。

教える方は,古い本にとらわれないようにする必要があります。
1,2,3の方法は計算機がないと教えられないものですね。

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194. Re^2: 被験者内要因分散分析の多重比較の方法教えて下さい  勉強中  1999/07/12 (月) 07:27
こういうことを書かれても,皆さんが混乱するのではないでしょうか。この掲示板の趣旨は以下の内容だと思っているひとが大部分だと思います。

*****************************************************
統計学関連なんでもあり
統計学に関する質問とか意見とかなんでも書いてください。
質問に対する回答(解答)があるかどうかは保証されません。
回答(解答)が正しいかどうかも保証されません。
*****************************************************

必要ならば,開設者とご相談の上,注意書き(学校の宿題だめ・・・)を追加されたらいかがでしょうか。
私自身は「なんでもあり」でよいと思いますが。

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195. この掲示板の運営方針  管理人  1999/07/12 (月) 11:21
> 必要ならば,開設者とご相談の上,注意書き(学校の宿題だめ・・・)を追加されたらいかがでしょうか。

必ずしも「学校の宿題はだめ」ということではありません。

「最初から最後まで教えて!」などというのは論外である。
自分で考えていろいろやってみて,その中でわからないことがあれば聞いてもかまわないだろう。努力の跡が見えれば,「ヒントを与えてあげよう」と思う人もいるかもしれない。
しかし,回答するにしても,教育上の配慮をする必要はあるだろう。
また,不躾な質問には回答する必要はありません。

# 堀さんの発言は,教育的配慮があると思います。
# 発言中にある「アンケートを行います」は,質問者個人への質問だと了解しました。

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196. ご迷惑をおかけしました。  ありす  1999/07/12 (月) 11:59
すみません。ごめいわくをおかけしました。
先生は,多重比較までしなくてよいと言うことだったのですがいつになく,締め切りより早く課題が終わったのでちょっと,欲を出してしまいました。
日曜日だったので,学校の図書館等閉まっていて自分の家の資料には,そこまでのっていなかったのでこの掲示板を見つけて,投稿してしまいました。
この掲示板の趣旨をよく理解せずに軽い気持ちで投稿してしまったことを深くお詫びいたします。
もう,来ませんのでお許し下さい。

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200. Re: ご迷惑をおかけしました。  管理人  1999/07/12 (月) 14:13
> もう,来ませんのでお許し下さい。

そんなこといわずに,ときどき覗いてみてください。
助けられたり助けたりということもあるでしょうから。

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199. Re: ご迷惑をおかけしました。  堀 啓造  1999/07/12 (月) 14:05
> 先生は,多重比較までしなくてよいと言うことだったのですがいつになく,締め切りより早く課題が終わったのでちょっと,欲を出してしまいました。

そういうことだったら大いに歓迎ですよ。

多重比較まで要求していたとすると,なにか指示がないとおかしいとおもったものですから。
もし,それが,最初からの要求で(1)(2)がないとすると教えるほうがおかしいのでね。
安心しました。

今すぐ回答できる状況でもないし,SASのプログラムには疎いのでそちらの回答はしませんが,事前に知っておきたいことが一つ。

(1)repeated measure 繰り返し(反復)測定の分散分析を単にした。
(2)球面性の検定の結果によって,自由度を調整するか(1)でやるか決定した。
(3)MANOVAでやった。(SASの場合はないでしょう)
(4)Mixed procedure を使った。

上の4つの方法のうちどれで,有意な差があるとしたのでしょう。

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