実験や調査を始めるにあたって,研究者が立証したいと思っている仮説を支持できるためには,どれくらいの標本を集めなければならないかが問題になってくる。
標本サイズが大きくなればなるほど検出力は大きくなる。極端に言えば,どんな小さな差でも,標本サイズさえ大きくすれば $H_0$ を棄却できる。
そこで,標本サイズをどれくらいにすればよいかという客観的な基準が必要になる。
標本サイズを決めるためには,第 $1$ 種の過誤,第 $2$ 種の過誤(検出力も),また検出しようとする差を定義しなければならない。
これらが決まれば,標本サイズは確率論を用いてこれらの関数として逆算されることになる。
演習問題:
応用問題: