観察される変数と数値を対応させる基準。データをコンピュータで処理するために用意するとき,例えば血液型の場合には,A 型を 1,B 型を 2,AB 型を 3,O 型を 4 のように数値に対応させて入力する。しかし,これらの数値は血液型を区別するために使われているだけで,重複さえなければ,A 型を 4,B 型を 3,AB 型を 2,O 型を 1 に割当ててもよい。したがって,平均値を求めても意味がない。数値に対応させるのは,コンピュータプログラムの都合である(プログラムによっては,A,B,AB,O のようにアルファベットで用意すればよいようになっているかもしれない)。