観察例の全てが死亡例であるならば,平均生存時間は以下のように定義される。
指数分布に従うとき $\displaystyle \frac{1}{\lambda}$
ワイブル分布に従うとき $\lambda^{-1/\gamma}\ \Gamma(1+\displaystyle \frac{1}{\gamma})$
ここで,$\lambda$ は尺度パラメータ,$\gamma$ は形状パラメータとする。また,$\Gamma$ はガンマ関数を表す。観察例の中に数例でも極端に生存時間の長いものがあると平均生存時間は不当に長く推定されるので,論文に引用すべきではない。
メディアン生存時間も参照のこと。