直線外挿の一つで,FDA は本法を修正したものを使用している。
まず,実験用量領域で数学モデルによるあてはめを行う。次いで,あてはめられた( 任意の )用量 - 反応曲線において,実験用量中の最も低い用量での上側信頼限界値を求め,そこから原点へ直線外挿を行う( 図 6 参照 )。
この方法によると,リニアライズドマルチステージモデルによるものとほぼ同等の VSD が得られるようである。
図 6.Gaylor - Kodel 法による VSD の求め方