AIC による分割表の独立性の判定     Last modified: Oct 05, 2004

目的

AIC による分割表の独立性の判定を行う。

使用法

AIC.independence(x)

引数

x     分割表(合計欄を含めない)

ソース

インストールは,以下の 1 行をコピーし,R コンソールにペーストする
source("http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/src/AIC-independence.R", encoding="euc-jp")

# AIC による分割表の独立性の判定
AIC.independence <- function(x)
{
        log2 <- function(n) sum(ifelse(n == 0, 0, n*log(n))) # Σ n・log(n)

        rt <- rowSums(x)                                     # 行和
        ct <- colSums(x)                                     # 列和
        n <- sum(x)                                          # 総和(合計)
        lr <- nrow(x)                                                # 行数
        lc <- ncol(x)                                                # 列数
        AIC0 <- 2*(2*log2(n)-log2(rt)-log2(ct)+lr+lc-2)              # 二要因が独立であるとするモデルの AIC
        AIC1 <- 2*(log2(n)-log2(x)+lr*lc-1)                  # 二要因が独立でないとするモデルの AIC
        result <- ifelse(AIC0 < AIC1, "二要因は独立である", "二要因は独立ではない") 
        list(AIC.independent=AIC0, AIC.dependent=AIC1, result=result)
}


使用例

AIC.independence(matrix(c(749, 445, 83, 636), nr=2))

出力結果例

> AIC.independence(matrix(c(749, 445, 83, 636), nr=2))
$AIC.independent	# 二要因が独立であるとするモデルの AIC
[1] 5156.274

$AIC.dependent	# 二要因が独立でないとするモデルの AIC
[1] 4630.196

$result # AIC の小さい方のモデルが妥当であると判定する(上の例では,独立でないと判定する)
[1] "二要因は独立ではない"


・ 参考文献   坂本慶行,石黒真木夫,北川源四郎「情報量統計学」共立出版株式会社


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