太陽は1.4メートルである。地球はわずか直径13ミリの玉であるのでパチンコ玉くらい。 ちなみに,月の実寸直径は3,476 Km であるから,模型では3ミリくらいである。
10億分の1のスケールで土星の環を作るには, 環の厚みを1000mとしても1ミクロン。土星の模型は作れても,それに輪を付けることは不可能だ。
ちなみに今年は土星の輪が見えなくなる時期がある。ちょうど真横から見ることになるので「見えない」だけであって, マスコミが言うように「土星の輪が消失する」わけではない。
なんとか その10億分の1スケールで惑星模型を作ったして,そのスケールで 惑星を配置したら・・・・。大変だろうなぁ。太陽から5.9キロ離れたところに 冥王星を置かなくちゃならないから。約6キロ先の直径2ミリの球など見えるはずない。
銀河系には多くの星があるがそれがどれくらいの密度であるかというと,中部地方の上空にミツバチが3匹飛んでいる程度のものであるそうだ。 星同士の衝突などはとても起こりそうはない。
惑星名 | 実寸直径 km | 約10億分の1縮尺模型 | |
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模型の直径 mm | 平均軌道半径 m | ||
太陽 | 1,392,000 | 1,400 | |
水星 | 4,880 | 5 | 58 |
金星 | 11,976 | 12 | 108 |
地球 | 12,756 | 13 | 150 |
火星 | 6,794 | 7 | 228 |
木星 | 142,796 | 150 | 778 |
土星 | 120,660 | 120 | 1,427 |
天王星 | 50,800 | 51 | 2,871 |
海王星 | 48,600 | 49 | 4,497 |
冥王星 | 2,360 | 2 | 5,913 |