6月は梅雨で空が見える機会も少ないですが,たまの晴れ間に見る星空は新鮮なものがありますね。かすかな雲が残っていて,その間から覗く星は,いつもよりきらきら輝いています。
上の図は6月下旬の夜9時頃の西の方角の夜空です。獅子座が沈もうとしています。北西の空にある大熊座は柄杓形の星の配列で北斗七星として小学生でも知っているわけですが,柄杓の柄を構成している星ぼしが描く弓形をそのまま左上へ伸ばしていって見つかる最初の明るい星が牛飼い座のアークトゥールス,さらに伸ばしていくと乙女座のスピカです。