アンドロメダ座で有名なのは,“アンドロメダ大星雲”でしょう。メシエカタログでは31番目に挙げられており,“M31”と略称されます。空が暗く目のよい人ならにじんだような光の点が見えるかもしれません。双眼鏡を使えばたぶん見えるでしょう。ただし,写真で見るような姿は,どんなに大きく立派な望遠鏡を使っても,肉眼では見ることができません。写真は数分〜数時間のかすかな光を蓄積できるのですが,肉眼はそういうわけにはいかないからです。