LaTeX 文書の雛形は,
のようになる。\documentclass[a4]{jsarticle} \begin{document} この間に,文書を書く \end{document}
は文書の体裁を決定する。ここでは,a4 サイズの用紙に印刷し([a4]),単純な記事を書く({jsarticle})ことを指示している。\documentclass[a4]{jsarticle}
[ ]の中に書くものは,スタイルオプションである。ここには用紙サイズや文字サイズなどを指定する(このほかにもたくさんある)。
用紙サイズとして指定できるものは以下の通り。
a4 | A4 版 |
---|---|
a5 | A5 版 |
b4 | B4 版 |
b5 | B5 版 |
文字サイズとして指定できるものは以下の通り。文字サイズの指定がないときは,10 ポイントが指定されたことになる。
11pt | 11 ポイント |
---|---|
12pt | 12 ポイント |
{ }の中に書くものは,ドキュメントスタイルである。指定できるものは以下の通り。
jsarticle | 論文,短い報告書など。奇数ページと偶数ページの書式が同じ。 section, subsection, subsubsection からなる。 |
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jsbook | 本など。奇数ページと偶数ページの書式が異なる。 chapter, section, subsection, subsubsection からなる。 |