8年くらい前にアメリカへはじめて行ったことがありました。そこでかねてからの懸案であった「インチ目盛りの物差し」を買ってきました。
欧米の統計学者が書いた古典的な教科書や論文を読んでいると,長さの単位がインチであるデータ例が書いてあることがあります。そこでよく見かけるのは,3 1/2 とか 5 3/4 のように,帯分数の形で書かれたデータ例です。メートル法に馴れている我々としては,どうして3.5 とか 5.75 と書かないのかなという疑問があります。中には,4 5/16 のようなものがあるので,たぶん 1 インチを 16 等分してある物差しを使っているのだろうと考えたのです。しかし,国内ではインチ目盛りの物差しの現物を見たことがないので,アメリカ人が普通に使っている物差しを見たかったわけです。百聞は一見に如かず。下の写真を見てください。
インチ尺は,1インチを16等分してあるのですね。これで,長年の疑問が晴れたというわけでした。
ちなみに,よくよく見たら made in TAIWAN ではありますが,「発売元 株式会社サンリオ」と日本語で書いてありました(^_^;)